メルセデス・ベンツ Cクラスオールテレーン 全地形対応のステーションワゴン
メルセデス・ベンツが「Cクラスオールテレーン」を発表しました。
Cクラスステーションワゴンの最低地上高を上げ、オフロード走行に最適化したモデルです。
今回はCクラスオールテレーンの概要をご覧ください。
Cクラスオールテレーンの概要
エクステリア
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オフロード走行向けの装備としては、3つの強力なLEDを用いたデジタルライトシステムが挙げられます。50km/h以下という制限付きですが、「Offroad」もしくは「Offroad+」モードを選択した際に、車両前方を広角に照らして最大の視野を得ることが可能です。
ボディサイズ
寸法 | |
---|---|
全長(mm) | 4,755 |
全幅(mm) | 1,841 |
全高(mm) | 1,494 |
ベースのステーションワゴンと比較して、全長は+4mm、全幅+21mm、全高は+40mm拡大されています。
インテリア
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ボディサイズが大きくなった恩恵を受け、室内もわずかに広くなっています。
ラゲッジスペース容量は490~1,510リッターです。
シャシー
走破性を高めるために、最低地上高が40mm引き上げられました。
また、フロントの4リンクサスペンションには、Cクラスステーションワゴンよりも大きなステアリングナックルが取り付けられています。
また、急勾配を下る際にスピードが出過ぎないようにするヒルディセントコントロール(メルセデスはダウンヒルスピードレギュレーションと呼ぶ)も装備されています。
最大牽引力は1,800kg。
5km/h以下の低速時にトレーラー操作を自動でアシストする機能や、65km/h以上の速度域でESPがトレーラーを安定させるために介入する機能が付いています。
パワートレイン
ガソリン車は2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボのM254(258ps・400Nm)です。
ディーゼル車は2.0リッター・直列4気筒ディーゼルターボのOM654 M(200ps・440Nm)です。
どちらも48Vマイルドハイブリッドが組み合わされています。
トランスミッションは9速AT。
駆動方式は最新世代の4MATICで、駆動力配分はフロント最大45%、リア最大55%となっています。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
Cクラスオールテレーンは、2021年9月にミュンヘンで開催される国際モーターショーで実車が初披露されます。
ヨーロッパでは2021年中に発売される予定ですが、日本導入次期は不明です。
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