スバル 新型WRX スポーツセダンの理想形

スバルの新車情報

スバル新型WRXを発表しました。
スバルといえばコンセプトカー詐欺の常習犯でしたが、今回はVIZIVパフォーマンスコンセプトにかなり近いデザインで登場しました。市販車の方もかなりかっこよくなっています。

VIZIVパフォーマンスコンセプト

今回は新型WRXの概要をご覧ください。


新型WRXの概要

エクステリア

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スバル 新型WRX

ボンネット上のエアインテークは健在。全幅が拡大されてかっこよくなった。

ヘッドライトは最近のスバル車と同様のデザイン

ノーズはかなり低い。対照的にテールエンドは高い位置にあるので、シャープな印象となっている。

ホイールは17または18インチ。それにしてもスバルのホイールデザインはかっこいい。

クアッドテールパイプが目を引くリア周り。ここでも尻上がりな印象が強調されている。

ボディサイズ

数値は米国仕様車のものです。

各部寸法
全長(mm) 4,669
全幅(mm) 1,826
全高(mm) 1,468
ホイールベース(mm) 2,672

全高は先代よりも低くなりましたが、それ以外は一回り大きくなっています。

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インテリア

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新型WRXのインテリア

ステアリングはフラットボトムタイプ。コントラストステッチやカーボン風の加飾が施されている。

マニュアル車のシフトレバー

WRXの刺繍が施されたシート。GTグレードにはレカロシートも用意されている。

リアシートは頭上、足元ともに十分な空間がありそうだ。

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シャシー

スバルグローバルプラットフォーム(SGP)が採用されました。
それによりねじり剛性が28%向上、サスペンションの取り付けポイントに至っては75%も剛性しているそうです。
また、リアスタビライザーはサブフレームではなくボディに直接取り付けられており、より効率良く動作します。
サスペンション形式はフロントがストラット、リアがダブルウィッシュボーンです。

電動パワーステアリングはデュアルピニオン式。ドライバーが入力するハンドル側と、操舵力をアシストする側とのそれぞれラック&ピニオンを設けたものです。
ドライバーが握るハンドルは片方のラック&ピニオンを直接駆動するため、ダイレクトでリニアな操舵感を得られます。一方、アシスト用のモーターをハンドルからの入力系統とは別のラック&ピニオンに設置できるため、モーターを大型化・高出力化しやすく、ノイズも乗員に伝わりにくいのが特徴です。
ラック&ピニオンが1つだとドライバーの操舵と電動アシストの混合入力となるため、ノイズや振動が伝わりやすく、アシストの高出力化も難しいという弱点があります。

ホイールは、標準車が17インチ、「GT」グレードは18インチです。
「GT」には電子制御ダンパーも装着されています。

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パワートレイン

エンジンは2.4リッター・水平対向4気筒ガソリンターボです。
最高出力275psを5,600rpmで、最大トルク350Nmを2,000~5,200rpmで発生します。
300psオーバーになると言われていましたが、結局先代比でわずかにパワーアップしただけでした。

トランスミッションは6速MTか、もしくはオートマチックのスバルパフォーマンストランスミッション(おそらくCVT)を選択できます。
後者は8速のマニュアルモードを持ち、パドルシフトで変速可能です。また、2速から3速へのアップシフトが30%、3速から2速のダウンシフトが50%も高速化されています。

駆動方式はもちろんAWD(全輪駆動)。トルクベクタリングも装備されています。

運転支援システム

AT車にはアイサイトが装備されています。
WRXとしては初めて、レーンセンタリング機能を備えた高度なアダプティブクルーズコントロールが搭載されました。
また、新たに追加された自動緊急ステアリングは、時速80km/h未満という条件付きなものの、プリクラッシュブレーキと連動してステアリング制御を支援することで、衝突を未然に回避するシステムです。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていません。

米国では2022年初頭に発売される見通しですが、日本導入時期は不明です。

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