シンガーの新しいターボスタディはカブリオレ

チューニング

クラシックなポルシェ 911レストモッド(レストア+モディファイの意)を専門とするシンガー・ビークル・デザインが、930ターボカブリオレをモチーフにした新たなターボスタディを発表しました。
クーペのターボスタディと同様に、964がベースになっていますが、外観は930に見えるよう調整されています。

今回はシンガーが手掛けた初のコンバーチブルモデルの概要をご覧ください。


シンガー ターボスタディ・カブリオレの概要

エクステリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

シンガー ターボスタディ・カブリオレ

5マイルバンパーを装着した930風のデザインとなっているが、ベースには964のシャシーを用いている。

屋根を開けるとこんな感じ。

外装は全てオリジナルで、流用されたものは無い。後輪前にある黒い「シャークフィン」は、インテークとして利用されている。

屋根を開けるとこんな感じ。ちなみにソフトトップは電動だ。

屋根を閉じるとずんぐりむっくりしていてユーモラスだ。

リアスポイラーの存在感が半端ない。

ノーマルかのように美しく仕上がっている。

目次に戻る

インテリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

ターボスタディ・カブリオレのコクピット。タータンチェックの内装がおしゃれ。

リアシートにもタータンチェック。

目次に戻る

シャシー

964世代のスチールシャシーがベースとなっていますが、ドア以外の全てのボディパネルはカーボン製に置き換えられていますし、ストラットやサポートパネルもカーボン製なので、ボディ剛性が大幅に向上しています。

ブレーキは、標準だと鋳鉄製ブレーキが装着されますが、オプションでカーボンセラミックブレーキを選択することも可能です。
トラクションコントロールやABSも用意されています。

目次に戻る

パワートレイン

エンジンは3.8リッター・空冷フラット6ツインターボです。最高出力は517psを発生します。また、より穏やかな456ps仕様も用意されているようです。
トランスミッションは6速マニュアル。駆動方式は後輪駆動もしくは全輪駆動を選択できます。

目次に戻る

価格・発売日

価格は明らかにされていません。シンガーのモデルは基本的にワンオフなので、顧客の要望次第で価格も変動します。

シンガーによると今後数年間は予約で埋まっているとのことなので、しばらくは新しい注文を受け付けられないそうです。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。