メルセデス・ベンツ GLSがマイナーチェンジ
メルセデス・ベンツが大型SUV「GLS」をマイナーチェンジしました。それでは新型GLSの変更点を見ていきましょう。
新型GLSの概要
エクステリア
画像をクリック(タップ)すると拡大できます。
インテリア
画像をクリック(タップ)すると拡大できます。
GLSは標準で7人乗りです。ステアリングにはスポークにタッチコントロールが備わった最新のものが採用されました。インフォテイメントシステム(MBUX)も最新世代のものに更新され、オプションでセンターコンソール後部に100W出力のUSBポートが2口装着できます。さらに、リアエンターテイメントシステムもオプションで選ぶことができます。
シャシー
AMG GLS 63 4MATIC+には、アダプティブ・アジャスタブル・ダンピングを備えたAMG RIDE CONTROL+サスペンションが標準装備され、スタビライザーとエアサスペンションも新しいセットアップにアップデートされました。
また、オフロードモードを選択することで、路面の勾配やステアリングの高さを視覚的に表示することができます。さらに、360°カメラが標準装備されているため、オフロードモード選択時には、トランスペアレント・ボンネット機能が使用できます。映像上のボンネットを透過することで、路面のくぼみや大きな石などの障害物を認識しやすくなります。
パワートレイン
ガソリン車は3.0リッターで、GLS 450 4MATIC(381ps・500Nm)とGLS 580 4MATIC(517ps・730Nm)の2種類がラインナップされています。前者の48Vマイルドハイブリッドは20ps・200Nm、後者は22ps・250Nmのアシストを行うことができます。
ディーゼル車も3.0リッターで、GLS 350d 4MATIC(269ps・650Nm)とGLS 450d 4MATIC(367ps・750Nm)の2種類がラインナップされています。マイルドハイブリッドはどちらも20ps・200Nmとなっています。
また、4.0リッターエンジンを搭載するマイバッハ仕様のGLS 600 4MATICは、557ps・730Nmを発生し、マイルドハイブリッドは22ps・250Nmをアシストすることができます。
AMG仕様のGLS 63 4MATIC+は、4.0リッター・V型8気筒ガソリンツインターボを搭載しています。このエンジンは、612ps・850Nmを発生し、マイルドハイブリッドは22ps・250Nmとなっています。
価格・発売日
現時点では、GLSの価格は公表されていません。しかし、アップグレードされた外観や内装、そしてパワートレインによって、それまでよりも高価になる可能性があります。
マイナーチェンジされた新型GLSは、米国では2023年9月から、欧州では2023年10月末からデリバリーが予定されています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。