BMWが新型5シリーズ(G60)を発表

BMWの新車情報

BMW新型5シリーズを発表しました。EVバージョンのi5も同時に発表されています。

今回は新型5シリーズの概要をご覧ください。


新型5シリーズの概要

エクステリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

写真はEVのBMW i5

キドニーグリルは塞がれている

キャラクターラインがシャープな印象を生み出している

Cピラーのホフマイスターキンク部分には、「5」がエンボスされている。

こちらはMパフォーマンスモデルのi5 M60 xDrive

また変な形のグリル付けてきた……

古典的なプロポーションのセダンだが、どことなくエレガンスを感じさせる。

i5 M60はリアバンパー下部がディフューザー形状となっている。

こちらはPHEVの530e

バンパーの加飾が違うだけで、基本的には同じデザインだ。

ボディサイズ

全長5,060mm、全幅1,900mm、全高1,515mm、ホイールベース2,995mmです。

目次に戻る

インテリア

画像をクリック(タップ)すると拡大できます。

新型5シリーズのインテリア

BMWカーブドディスプレイを備えた新しいiDrive

Quick Selectと呼ばれる縦型のメニュー(画面左端)が追加され、サブメニューに切り替えることなく機能にアクセスできるようになった。

タッチセンサー式のコントロールパネルを含むBMWインタラクションバー

セレクターレバーはスイッチ式になっている。

座り心地の良さそうなフロントシート

ホイールベースが約3mもあるので、後席の広さも十分だ。

新型5シリーズは完全なヴィーガンインテリアを採用した初のBMW車です。ただしオプションにはメリノレザーも用意されています。

目次に戻る

シャシー

約3mという、アッパーミドルレンジのセダンとしては最長のホイールベースを持つ新型5シリーズですが、ハンドリングにも妥協はありません。前後重量配分は50:50ですし、剛性も向上しています。直接制御されるホイールスリップ制限や統合ブレーキシステム、可変レシオのスポーツステアリングなどは標準装備です。

Mスポーツサスペンション、Mスポーツブレーキ、および電子制御ショックアブソーバーを備えたアダプティブMサスペンションプロフェッショナル、インテグラルアクティブステアリングなどはオプションとなっています。
アダプティブMサスペンションプロフェッショナルは、i5 M60 xDriveのみ標準装備となります。これにはアクティブロールスタビライゼーションも含まれています。

ホイールは18インチまたは19インチが標準。オプションで最大21インチまで選択可能です。

目次に戻る

パワートレイン

ガソリン車とディーゼル車には、全車に48Vマイルドハイブリッドが組み合わされています。直4ガソリンターボを搭載するのは520i(208ps・330Nm)。直4ディーゼルターボを搭載するのは520d(197ps・400Nm)です。
米国には直6を搭載する530iおよび540iが販売されるようですが、日本に導入されるかは不明です。ちなみに欧州は直4モデルのみとなっています。

EVはi5 eDrive40(313ps【My Mode Sport選択時340ps】・400Nm)とMパフォーマンスモデルのi5 M60 xDrive(517ps【My Mode Sport選択時601ps】・795Nm)の2種類。
プラグインハイブリッドの530eも用意されますが、ラインナップに追加されるのは2024年になりそうです。

EVで気になるのは充電時間です。i5は標準で11kW、オプションで22kWのAC充電に対応しています。DC充電は最大205kWで利用でき、その場合はバッテリー残量の10%から80%まで約30分でチャージ可能です。

目次に戻る

価格・発売日

日本価格はまだ判明していません。米国では先代モデルより1,000~1,900ドル程度値上げされているので、日本でも同様に価格が引き上げられるはずです。

米国や英国では2023年10月に発売される予定です。日本導入時期は不明です。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。