オペル アストラ エレクトリック ベストセラーモデルのBEV仕様
オペルがアストラ・エレクトリックを発表しました。ベストセラーモデルであるアストラのBEV(バッテリーEV)バージョンです。
今回はアストラ エレクトリックの概要をご覧ください。
アストラ エレクトリックの概要
エクステリア
画像をクリック(タップ)すると拡大できます。
インテリア
画像をクリック(タップ)すると拡大できます。
10インチのワイドスクリーンを2つつなげたデジタルコクピットが採用されています。
人間工学に基づいたアクティブスポーツシートが装着されており、横方向への優れた安定性を実現、ドライバーと車両との一体感を高めています。
シャシー
バッテリーは床下に搭載されているため、低重心で安定した走りが実現されています。
また、ラゲッジスペース容量への影響も最小限です。ステーションワゴンタイプのアストラ スポーツツアラー エレクトリックの場合、ラゲッジスペース容量は516~1,553リッター、ガソリン車のアストラ スポーツツアラーは608~1,634リッターとなっています。
パワートレイン
電気モーターは最高出力115kW(156ps)、最大トルク270Nmを発生します。また、最高速が170km/hとなっており、一般的なBEVよりも最高速が高いのが特徴です。
バッテリー容量は54kWhで、航続距離は416km(WLTP)となっています。最近のBEVとしてはバッテリー容量がやや小さく感じますが、400km以上の航続距離が確保されているので、電力効率が良いのでしょう。
100kWのDC急速充電を利用すれば、約30分間でバッテリー容量の80%までチャージできます。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
アストラ エレクトリックの姉妹車であるプジョー e-308は44,000ユーロ(約630万円)で販売されていますが、オペルはプジョーの下に位置するブランドなので、e-308よりも少し安く販売されるかもしれません。
ヨーロッパでは2023年春に受注が開始されます。オペルは日本に再参入するとしており、日本語公式サイトも開設されていますが、現在のところ再参入は実現されていません。よってアストラ エレクトリックの導入もかなり先のことになりそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。
ht