ホンダ CR-V e:FCEV 水素燃料電池のプラグインハイブリッド

ホンダの新車情報

ホンダCR-V e:FCEVを発表しました。プラグインハイブリッドなのですが、リチウムイオン電池と水素燃料電池というユニークな組み合わせになっています。短距離はリチウムイオン電池で、長距離は水素燃料電池でという使い分けができるSUVです。

今回はCR-V e:FCEVの概要をご覧ください。


CR-V e:FCEVの概要

エクステリア

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ホンダ CR-V e:FCEV

DRLとグリル上部の加飾がつながるデザインが特徴。

意外とボンネットが長い。

マッシブで塊感があるデザインだ。

ボディサイズ

全長4,765mm、全幅1,864mm、全高1,692mm、ホイールベース2,700mmです。

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インテリア

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CR-V e:FCEVのインテリア。タッチスクリーンは9インチ。

液晶メーターは10.2インチ。

セレクターはボタン式になっている。

大柄なシート。サイドのサポートは控えめ。

室内は広いがラゲッジスペースは水素タンクで圧迫されている。

大きな段差があるが、フレキシブルボードでフラットな面を作り出せるという。

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シャシー

CR-V e:FCEVはシャシーも見直されています。CR-Vのターボ車やハイブリッド車と比較して、リアの横剛性は+10%、リアのねじり剛性は+9%向上しました。また、スプリングや振幅感応式ダンパー、スタビライザーなどを再調整し、乗り心地を維持しつつハンドリングレスポンスを最適化しています。
ホイールは18インチ。タイヤサイズは235/60です。

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パワートレイン

CR-V e:FCEVは、フロントに電気モーターを1つ搭載するシングルモーター仕様です。最高出力は130kW(176ps)、最大トルクは311Nmとなっています。一方、燃料電池モジュールの推定出力は92.2kW(約125.4ps)となっています。

リチウムイオン電池の容量は17.7kWh、水素タンク容量は4.3kg、水素タンク圧力は10,000psiです。リチウムイオン電池の電力のみで走行した場合の航続距離は47km。水素も併用した場合の航続距離は総435kmとなっています。いずれも米国EPA基準の数値です。ちなみに日本のプレスリリースではWLTCモードでの車内測定値となっており、EV航続距離が60km、総航続距離が600kmとなっています。

充電は家庭用のACコンセントで行うことができ、車外給電用コネクター「Honda Power Supply Connector」を利用すれば最大1500WでAC外部給電が可能です。

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価格・発売日

価格はまだ公表されていません。

CR-V e:FCEVは、アメリカ・オハイオ州メアリーズビルにあるホンダ・パフォーマンス・マニュファクチャリング・センターで生産されます。日本にも輸出され、販売される予定だそうです。

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