新型コルベット スティングレイ(C8) ミッドシップ化で史上最速のコルベットに!

2016年6月27日他メーカーの新車情報コルベット(C8), スポーツカー

新型コルベットが発表されました。
ミッドシップ化された新型コルベットは、0-96km/hを3秒以下のタイムでこなす(Z51パフォーマンスパッケージ装着車)など、そのパフォーマンスはこれまでのコルベットと一線を画しています。

なお新型コルベット(C8)には、スティングレイのサブネームが付けられました。

このページではC8コルベットに関する最新情報をまとめています。更新情報欄のリンクからご確認ください。

更新情報

正式発表に伴い、ページ内の記述と画像をオフィシャルのものに変更・修正しました。また、スパイショットや流出画像は削除しました。(2019/07/19)

エクステリアの流出画像と、インテリアの流出画像を追加しました。(2019/07/19)

インテリアの流出画像を追加しました。また、エクステリアの流出画像の項目を追加しました。(2019/07/15)

ページの冒頭に流出画像を追加しました。(2019/07/10)

発売日の項目の情報を更新し、価格の項目を追加しました。(2019/04/13)

ボディカラー、サスペンション、インテリア発売日の情報を更新しました。(2019/03/25)

発売日に関する情報を更新しました。(2019/03/03)

ボディサイズに関する情報を追加し、発売日パワートレインの項目を修正しました。(2018/12/22)

360°ビューの3D予想CGを追加しました。(2018/10/21)

動画を追加しました。(2018/09/10)

スパイショットをよりカモフラージュの少ないものに挿し替えました。(2018/09/04)

レーシングカー「コルベットC8.R」のスパイショットを追加しました。(2018/08/10)

スパイショットを挿し替え、パワートレインの情報を更新しました。(2018/05/31)

パワートレインの情報を追加しました。(2016/12/25)


C8コルベットのエクステリア

新型コルベット スティングレイ

フロント周りにはC7の面影が若干残っている。

薄型のプロジェクターを中心に構成されたヘッドライト。

典型的なキャブフォワードのミッドシップマシンだ。

取り外したルーフはリアエンドのトランクに収納できる。

ホイールはフロント19インチ、リア20インチ。

サイドインテークは冷却と空力性能に貢献するデザイン。

リアホイールが小さく見えるデザインなのがちょっと残念。

エンジンフードには7つのダクトが設けられている。

オープンツーピースリアスポイラーを装着する。

デュアルエレメントLEDテールランプは、アニメーションするターンシグナル付き。

リアエンドの左右端にはクアッドエキゾーストチップ。

フロントスプリッターとリアスポイラーの生み出すダウンフォース量は、400ポンド(181.4kg)に及ぶそうです。

ボディサイズ

全長4,630mm、全幅1,934mm、全高1,234mm、ホイールベース2,722mmです。
乾燥重量は1,530kgと比較的軽量に仕上がっています。

ボディカラー

C8コルベットのボディカラーは以下の12色です。

  • ロングビーチレッド
  • セブリングオレンジ
  • アークティックホワイト
  • セラミックマトリックスグレー
  • ブレードシルバーメタリック
  • ブラック
  • アクセラレートイエロー
  • シャドウグレー
  • トーチレッド
  • ラピッドブルー
  • エルクハートレイクブルー
  • ゼウスブロンズ

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C8コルベットのインテリア

C8コルベットのインテリア

デジタルインストゥルメントは12インチ。

「Zモード」を発動するZボタン。エンジンとトランスミッションを調整できる。

タッチスクリーンもドライバー側に向けられている。

シートは3種類用意されている。

シートの中央にはスマホを入れるスペースがある。

インテリアカラーはジェットブラック、スカイクールグレー、アドレナリンレッド、ナチュラル/ナチュラルディップ、ツートーンブルー、モレロレッドの6色です。
シートベルトカラーもブラック、ブルー、ナチュラル、トーチレッド、イエロー、オレンジの6色が用意されています。

シートは快適性とスポーツ性を両立した「GT1」、長距離の快適性とレーシーな外観を備えた「GT2」、サーキットでの性能にフォーカスした「コンペティション・スポーツ」の3種類から選択できます。
なお、新型コルベットのコクピットは、先代C7よりも41.9cmも前方に移動したそうです。

新型コルベットは前後に2つのラゲッジスペースを備えています。
リアエンドのラゲッジスペースにはゴルフバッグを積むことも可能です。
取り外したルーフも収納できます。
ラゲッジスペース容量は前後合わせて356.8リッターです。

新型コルベットのラゲッジスペース

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C8コルベットのシャシー

軽量化のために、リアバンパービームはカーボンファイバーで出来ています。
前後のトランクフードとダッシュボードも、グラスファイバーと独自の樹脂によって作られた軽量なものです。

ステアリングレシオは16.25:1から15.7:1とクイックに。
サスペンションのMagnetic Ride Control 4.0、ブレーキのeBoost、ディファレンシャルのeLSDなど、電子制御が各部に採用されたことで、それぞれが調整可能となっています。

2.8秒でフロントバンパーの地上高を約40mm上げるフロントサスペンションリフト機能は、最大38.6km/hの速度で動作し、GPSで自動的に作動するように最大1,000か所を記憶するようプログラム可能です。

Z51パフォーマンスパッケージ

手動で調整可能な<スプリングシートを持つアジャスタブル・サスペンションや、大径ブレーキローターなどを装着するパッケージです。
他にもZ51のロゴ入りキャリパー、冷却性能の強化(フロントブレーキダクトの追加など)、ファイナルギア比の変更、ハイパフォーマンスエキゾーストなどのユニークな装備を追加できます。

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C8コルベットのパワートレイン

ローンチ時のエンジンラインナップは、6.2L スモールブロック V型8気筒 LT2エンジンのみです。
自然吸気のこのエンジンは、502ps・637Nm(Z51パフォーマンスパッケージ装着車)を発生します。

ギアボックスは新設計の8速デュアル・クラッチ・トランスミッションです。
2~6速がクロスレシオになっています。
超高速のシフトチェンジを可能とするために、エンジンのトルクカーブまでチューニングしたそうです。

ツインターボV8やプラグインハイブリッド(1000psと言われる)の噂もありますが、現時点では真偽不明です。

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コルベットC8.R

レーシングバージョンもミッドシップに切り替わります。
ライバルであるフォードGTやフェラーリ488GTEと、ル・マンの檜舞台でしのぎを削ることになるでしょう。

コルベットC8.Rのテストカー。ミラー形状がすごい。

フロントスプリッターの形状が面白い。ブレーキはブレンボっぽいが……。

典型的なミッドシップ・スポーツカーのフォルムだ。

ミシュランタイヤを履いているのでLM-GTE車両。GT3は出るのだろうか。

リアウイングの支持方式が面白い。リアに突き出したディフューザーもトレンド。
画像の出典: autoguide.com

コルベットがミッドシップ化する理由

ミッドシップ・コルベット_Zora ZR1
予想CGの出典: carsintrend.com

FRでも非常に高いパフォーマンスを誇っているコルベットが、なぜミッドシップ化するのでしょうか?

その理由は、まさにその「非常に高いパフォーマンス」にあります。C7コルベット・Z06のパワーは660psにも達し、FRでは十分なトラクションを得るのが難しくなってしまったのです。

もう一つの理由としては、ファンの高齢化が挙げられます。今やコルベットの主な購買層は、50歳以上の男性です。

コルベットの特徴的なデザインである、コーラの瓶のようなボディ形状(いわゆるコークボトル・ボディ)は、C3コルベットから採用されました。

C3コルベット_LT1_1971
画像の出典: by Sfoskett via commons.wikimedia.org

しかしその登場は1968年です。もうすぐ半世紀になります。使い古された感じは否めません。

古臭いデザインのせいで、もはやコルベットは古き良きアメリカの象徴になってしまいました。
GMはミッドシップ化によってデザインを一新し、若いファンを獲得したいと考えているのです。

3つめの理由は、フォードGTの存在でしょう。ル・マン24時間レース復帰初年度にしてクラス優勝を遂げたライバルを、GMが無視できるはずがありません。

ミッドシップ化にはリスクも

もちろんフロントエンジン・リアドライブ(FR)のコルベットを支持するファンも大勢います。そのような人たちのことをアメリカではLoyalist(王政支持者、アメリカ独立に反対した人々のこと)と呼んでいるようです。

Loyalistたちがどの程度の勢力なのかはわかりませんが、ミッドシップ化によって最も熱心なファン層をある程度失うのは確実でしょう。新たなファン層を獲得できなければ、逆にコルベットの歴史に終止符を打つことになるやもしれないのです。

コルベットの故郷にも変化が

1981年以来、シボレー・コルベットはケンタッキー州・ボーリンググリーン工場で生産されてきました。最初のコルベットがロールアウトしたのが1954年ですから、コルベットの歴史の半分以上が、ボーリンググリーンで紡がれてきたことになります。

MRコルベット製造への布石

ゼネラル・モーターズ(GM)が、ケンタッキー州・ボーリンググリーンの組立工場に2.9億ドル($1=¥102換算で、約296億円)を投資するそうです。この2.9億ドルの投資は、昨年の4.39億ドルに続いての大規模投資となります。昨年の4.39億ドルはペイントショップの近代化改修を行うためのものでしたが、今回は組立工程を改良するための投資だそうです。なのでいよいよコルベットがミッドシップ化されると騒がれているわけですね。

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C8コルベットの発売日

2019年末から生産が開始されます。
デリバリーは2020年になってからでしょう。

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C8コルベットの価格

正式発表の場でシボレーは価格を公表しませんでした。
シボレーは発売日付近に価格を明らかするとコメントしています。

予想される開始価格は、62,000ドル程度だそうです。
1ドル=107円換算だと、663.4万円となります。
一番安いモデルにも6.2リッター・V8を搭載するはずですから、実現すればかなり競争力のある価格ですが、果たしてどうなるでしょうか。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の記事もぜひご覧ください。

Posted by dangoliath