デイリーF1ニュース(2017年8月20日号)Fインディア、Haloのせいで開発に遅れ

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • Fインディア、Haloのせいで開発に遅れ
  • ボッタス、ダウンフォースの改善を望む
  • マグヌッセンの働きぶりに問題無し

それではご覧ください。


Fインディア、Haloのせいで開発に遅れ

FIAが、来年から頭部保護デバイス「Halo」を義務付けるとシーズン途中に決定したため、混乱が生じています。
早い段階から来季のマシンを開発し始めていたチームが、修正を余儀なくされているからです。

「モノコックの設計と製作の時間は限られています」そう語るのは、フォース・インディアオトマール・サフナウアー氏です。

「足並みを揃えて、同じ時間枠で開発しなければ、モノコックが作られたときに遅延が生じてしまいます。今はHaloのテストのために、時間通りに(モノコック)を作るのは難しそうです」

確かにパーツだけあっても、モノコックが無ければ何もできません。
そのモノコックの開発が、Haloのせいで遅れているのです。

また、サフナウアー氏は、Haloのテスト基準が厳しく、衝突安全テストをクリアできなかった場合に、モノコック全体を再設計する必要が出てくるのではないかと懸念しています。

かつてロールフープ(ドライバーの頭上にあり、ヘルメットと地面の接触を防ぐ装置)がテストに合格できなかったときは、ロールフープのみを再設計すればよく、モノコックはそのままでよかったそうなのですが、Haloの場合は装着方法からして、ロールフープのようにはいかないでしょう。

Source: 'Rushed’ halo affecting 2018 deadlines at Force India | en.f1i.com

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ボッタス、ダウンフォースの改善を望む

コンストラクターズ・ランキングにおいて、メルセデスは優位に戦いを進めていますが、ハンガリーGPではフェラーリに1-2フィニッシュを許すなど、ハイダウンフォース・サーキットにおいて苦戦を強いられています。

「データの上では、次の2レースはフェラーリと比較してハンガリーよりも少し良いと思います」と語るのは、ドライバーのバルテリ・ボッタスです。

「最大ダウンフォースのパッケージに取り組む必要があります。それは最重要項目です。多くのダウンフォースを必要とするコースがまだ残っていますから」

「スパでは効率性がより重要です。モンツァはとても低いダウンフォースですが、シンガポールでは再びダウンフォースが重要になります」

とはいえモンツァやメキシコ、そして最終戦のアブダビは、メルセデスが圧倒的に有利でしょうから、コンストラクターズ・タイトルはシルバーアローが防衛するはずです。
ドライバーズ・タイトルの行方はわかりませんが。

Source: Bottas wants 'maximum-downforce’ package improved at Mercedes | en.f1i.com

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マグヌッセンの働きぶりに問題無し

髭を生やして貫禄が出てきた? ケビン・マグヌッセン。

ルノーから離脱する際に、「真面目さが足りない」だの「週末を通じて向上が見られない」だのと、散々な言われようだったケビン・マグヌッセンですが、現在のボスであるハースF1チームギュンター・シュタイナー氏によると、マグヌッセンの働きぶりに問題は見られないと言います。

「私は最近までケビンを知らなかったので、(ルノーから批判されていたときには)何も言うことはできなかった」とシュタイナー氏。「しかし彼が努力や何かを欠いているようには見えない

シュタイナー氏によれば、マグヌッセンは温厚で物静かな性格だそうです。

「パーソナリティとして彼は内向的だが、私は他人の人格を変えたくない。それは彼の人格だ。彼は彼の仕事をしている。彼は外向的ではないが、問題は無い」

「彼が仕事をしているかぎり、チームにとっては非常にポジティブだ。彼のフィードバックは素晴らしい」

内向的だと言われるのは、彼が北欧人だからだと思います。
ハッキネンやライコネンも、同様の批判を受けていましたから。

マグヌッセンがルノーから批判されたのは、スケープゴートとしての側面もあったと思います。
チームから出ていく人間に、いろいろな責任を押し付けてしまおうとしたのでしょう。

Source: Magnussen work ethic criticism unjustified – Steiner | en.f1i.com

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