
メルセデス・ベンツのフラッグシップであるSクラスが、フルモデルチェンジに向けて動き出したようです。
登場はまだ先のことですが、開発車両はすでに公道でのテストを開始しています。
今回は新型Sクラスの予想スペックなど最新情報と、開発車両のスパイショットをご覧ください。
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新型Sクラス(7代目)の概要
エクステリア

新型Sクラスの開発車両

ボンネットが分厚く見えるのはダミーが上に載せられているため。

Aピラーの傾斜に注目。スポーツカーのように寝ている。

リアウィンドウの雰囲気はCLSに似ている
エクステリアには新型CLSや新型Aクラスで導入された最新のデザイン言語が用いられると見られています。
新デザイン言語は、シャープでスタイリッシュなフォルムや、くの字型のデイタイムランニングライト、新しいスタイルのパナメリカーナグリルなどによって特徴づけられるものです。
Sクラスならではのプレステージ性を表現するために、新デザイン言語にも手が加えられるはずですが、基本的にはCLS顔になると思われます。
インテリア
新型Aクラスに標準装備された「MBUX」が、新型Sクラスにも投入されるでしょう。

新型Aクラスのインテリア
MBUXは、Mercedes-Benz User Experienceの略で、最新のインフォテイメントシステムです。
2枚の液晶ディスプレイを並べることで、メータークラスターとセンターコンソールのディスプレイを1つにつなげてあります。
広大なディスプレイエリアを駆使した多様な表示形態と、充実したコネクティビティが特徴です。
パワートレイン
メルセデスは、現行型のSクラスに「S560e」というプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを今年追加します。
よって次期型にもPHEVが用意されるはずです。
AMGにもマイルドハイブリッドモデルが用意されるなど、新型Sクラスでは全体的に電化が推し進められます。
もちろん燃費だけではなく、フラッグシップにふさわしいパフォーマンスも兼ね備えたものになるでしょう。
安全装備
半自動運転、もしくはNHTSAレベル3以上の完全自動運転の搭載が期待されています。
自動運転は現行型Sクラスがマイナーチェンジされる際に投入されると言われていたのですが、ディストロニックに自動再発信機能が追加されただけで、結局実現しませんでした。
しかしライバルのアウディA8がレベル3自動運転(条件付きだが)を投入してきた以上、メルセデスもそれに追随するのは確実です。
価格・発売時期
価格に関する情報はまだありません。
ちなみに現行型(6代目)Sクラスの日本価格は、1140-2357万円となっています。
発売は2020年になりそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。
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