デイリーF1ニュース(2017年9月23日)ウィリアムズに残る1つのシート、候補は3名

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • ウィリアムズに残る1つのシート、候補は3名
  • 排気音をマイクで増幅!?
  • 全く見えてこないF1の未来像

それではご覧ください。


ウィリアムズに残る1つのシート、候補は3名

ほとんどのチームで来季のドライバーラインナップが確定し、ザウバーフェラーリの、トロロッソレッドブルのジュニアチームとして振る舞うことが決まっているため、ウィリアムズに残された1つのシートに注目が集まっています。

ランス・ストロールのチームメイト候補に上げられているのは、フェリペ・マッサロバート・クビサ、そしてポール・ディ・レスタの3名です。

ウィリアムズはメルセデス・ユーザーですから、パスカル・ウェーレインも当然候補の一人かと思っていたのですが、メインスポンサーであるマルティーニ・エ・ロッシ社の意向により、25歳以上のドライバーが求められているそうです。
酒類製造の会社ですから、あまりにも若いコンビだと逆に問題があるのでしょう。
ストロールは現在18歳、ウェーレインは23歳です。

来季もマッサが走るのが一番いいんでしょうけど、それが駄目ならディ・レスタでいいと思いますけどね。
ディ・レスタもメルセデスのドライバーなので、シートを提供すればエンジン代金の減額を期待できますし、彼がきっちり仕事をこなせることは、急遽エントリーしたハンガリーGPで証明されましたから。
以前よりも遥かに速くなったF1マシンで20戦することを考えると、クビサを選ぶのはやはりリスキーです。

Source: Williams 2018 seat shortlist down to three names | motorsport.com

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排気音をマイクで増幅!?

2014年にV6ターボ+ハイブリッドという今のレギュレーションが導入された際、F1ファンを最も失望させたのは、その「音」でした。
当時は「掃除機みたいな音」と言われていたほどです。

現在は多少マシになったものの、自然吸気エンジンだった頃ほどの迫力はありません。

そこでリバティ・メディアはF1の排気管にセラミック製のマイクを取り付け、排気音を増幅することを真剣に検討しています

マイクから録音した排気音を、テレビの放送波に乗せる際に増幅し、テレビ視聴者が排気音をより楽しめるようにするというのですが……そもそもの魅力に欠ける排気音を増幅したところで、F1ファンが喜ぶはずもありません。
リバティ・メディアは何を考えているんですかね?

Source: F1 working on exhaust microphone to boost TV volume | en.f1i.com

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全く見えてこないF1の未来像

フォース・インディアの副代表であるボブ・ファーンリーも、リバティ・メディアのやり方に不満を抱いています。
リバティがF1を買収してから9ヶ月が経過しましたが、まだ何一つとして決まっていないからです。

「われわれは多くの話し合いを重ねてきた」とファーンリー。「とても多くのアイデアが出されてきたんだ」

「われわれはそれを9ヶ月もやって来たのだから、もう少し地固めできたと皆が思っていただろう(でもそうはならなかった)」

「エンジンプログラムは最終決定されるべきだった。なぜならコストコントロールの基盤となるものだからだ」

「コストコストコントロールは、エンジンプログラムの背後で緊密に行われなければならない。もしそうなれば、人々はそれに反応しなければならないからだ」

まずエンジンのレギュレーションだけでも決めておかないと、コストコントロールを導入したときに大混乱になるよ、ということでしょう。
コストコントロールの議論を進めるにも、一定の時間が必要だからです。

最近はリバティのF1改革案に、少しづつ綻びが見え始めているように感じます。
以前はバーニー・エクレストンがチーム間の意見の相違をうまい具合に調整していたのですが……。

Source: Teams “getting nothing" from Liberty on F1’s future | motorsport.com

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