トヨタが「世界一速いC-HR」と「NASCARドライバープロデュースのカムリ」を発表!

チューニング,自動車文化

トヨタ世界一速いSUVだと主張するC-HRと、NASCARドライバーたちがプロデュースしたカムリを、SEMAショーに出展します。
SEMAショーとは、北米のチューニングカーショーです。

今回は個性豊かな、6台のトヨタ製カスタマイズカーについてお伝えします。


C-HR R-Tuned

ターボシステムのカスタムにより、なんと600psもの出力を得た「C-HR R-Tuned」は、アメリカ・ウィロースプリングス・サーキットにおいて1分25秒22を記録しました。
これは日産・GT-R NISMOポルシェ・911GT3 RSマクラーレン・650Sスパイダーなどよりも速いタイムだというのですから、とんでもないSUVですね。

速さの秘密は大パワーと、ダウンフォースです。
136kgものダウンフォースによって、1.2Gの減速Gと、1.7GのラテラルGを生み出すほどのコーナリング性能を実現しています。

ブレーキはブレンボ、サスペンションはDG-Specモーションコントロールサスペンションに換装。
0-100km/hは2.9秒です。

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カムリ by カイル・ブッシュ

2015年のNASCARスプリントカップチャンピオンであるカイル・ブッシュが、デザイナーのチャック・ギャフラーとコラボレーションしたカムリです。
ブッシュは、「カムリ・ローディ(悪党)エディション」と名付けたそうです。

ブラックで統一されたエクステリアなので、メタル仕上げのスプリッターとディフューザーが際立って見えます。
20インチホイールは大迫力です。

レザー仕上げの内装には赤ステッチが施されているのも、ローディ・エディションならではです。
恐れ知らずなカイル・ブッシュらしい、イケイケ(死語)なカムリに仕上がっています。

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カムリ by デニー・ハムリン

2016年のデイトナ500王者であるハムリンが考えた理想のカムリは、スポーティーなだけでなく快適に過ごせる車です。

内装は赤と黒で統一され、レカロシートやJBLのサウンドシステムが装備されています。

外装はいわゆるスポコン(スポーツコンパクト)仕様でしょうか。
赤い20インチホイールが目を引きますが、ノーマルよりも3インチワイドなオーバーフェンダーにも注目です。

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カムリ by トゥーレックスJr.

NASCARではトヨタ・カムリに乗り換えてから絶好調のトゥーレックスJr.が、モータースポーツ・テクニカル・センターに依頼したのは、ロードゴーイング・カップカーというコンセプトでした。

このカムリのリアスポイラーを見ればわかるように、NASCARスタイルをそのまま取り入れてあります。
カップカーの鉄チンホイールに似せた8スポークホイールは、なんと新たに製作されたオリジナルです。

昔、黒い鉄チンホイールを履いたカムリを街中で見かけたことがあります。
おそらくNASCARファンの人が乗っていたのだと思いますが、トゥーレックスJr.の手がけたこのカムリは、そんなファンからすると垂涎のマシンかもしれません。

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カムリ by ダニエル・スアレス

期待の若手スアレスがプロデュースしたカムリは、「ストリートフレンドリーでありながら、サーキット走行にも対応できるカムリ」だそうです。

白と黒のコントラストが鮮やかなボディは、カーボンファイバー製のパーツで軽量化されています。
フロントスプリッターとリアスポイラーによるダウンフォース増はもちろんのこと、ボンネットには熱抜きダクトが追加され、冷却も万全です。

シンプルな印象のエクステリアとは対照的に、インテリアは赤一色なので、ちょっと人を選ぶかもしれません。

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カムリ by ラトリッジ・ウッド

ラトリッジ・ウッドはNASCARドライバーではありませんが、モータースポーツ・アナリストとしてNBCのNASCAR中継に登場するお馴染みの人物です。

そんなウッドがReal Time Automotive Solutionsとコラボして仕上げたカムリには、3Dプリンターで製作されたパーツが多用されています。
ボンネットや前後バンパー、サイドステップ、リアディフューザーなどは、3Dプリンター製です。

ワイドボディキットが装着された車体は、「Blurple」と名付けられたオリジナルのボディカラーで塗装されています。
20インチのホイールも目立っていますね。

インテリアは「ベースボール・グローブ」をモチーフにしたそうです。
座ったらボールの気持ちになれるかも?

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