
ポルシェが718ボクスターにも、スパイダーモデルを追加しようとしています。
ボクスターは元々オープンカーなのに、なぜわざわざ「スパイダー」というグレードを追加するのかと疑問に思われるかもしれませんが、「スパイダー」は「屋根を閉めることもできる車」を指しているので、オープンで乗るのが基本であり、屋根はおまけです。
なので先代の981型ボクスタースパイダーでも、ノーマルのボクスターにあるルーフの自動開閉機構がオミットされ、簡易的な幌(テントトップ)に変更されていました。
その分軽量化(981ボクスタースパイダーのときは、ボクスターS比で25kg軽量化)が徹底され、切れ味鋭い走りを実現していたのです。
現行型の718ボクスタースパイダーも、先代同様のコンセプトになることでしょう。
今回は718ボクスタースパイダーに関する最新情報と、スパイショットをお届けします。
更新情報
スパイショットを最新のものに差し替えました。(2018/08/17)
エンジンの項目の情報を最新のものに修正しました。(2017/11/21)
718ボクスタースパイダーのエクステリア
スパイショット
718ボクスタースパイダーのパワートレイン
エンジン
搭載されるエンジンは、
718ボクスターの2.0リッター・フラット4ターボではなく、718ケイマンGT4と同様に、911GT3の4.0リッター・フラット6自然吸気が搭載されます。
911GT3(タイプ991.2)の4.0リッター・フラット6は、500psを誇る自然吸気エンジンの最高峰ですが、718ボクスタースパイダーではデチューンされるのは確実です。
718ボクスターGTSが365ps、そして先代981ボクスタースパイダーが375psだったことを踏まえると、新型718ボクスタースパイダーは400ps〜430ps程度になると予想されます。
トランスミッション
ギアボックスは6速マニュアルが標準装備となります。
また、デュアル・クラッチ・トランスミッションの7速PDKがオプションで提供されるという情報もあるものの、ポルシェは911とのラップタイム差を維持しようとしているため、PDKは用意されないかもしれません。
718ボクスタースパイダーの価格・発売時期

2018年中に発表されると言われています。
価格は判明していませんが、先代981ボクスタースパイダーは1012万円で、これは標準のボクスター(6MT)+378万円という価格でした。
現行の718ボクスター(6MT)は694万円ですから、「スパイダー化」にかかる金額が先代同様に378万円だと仮定すれば、1072万円となります。
何にせよ、1000万円以下になることはなさそうです。
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