フェラーリ ローマ スパイダー 365 GTS/4以来となるソフトトップのフロントエンジン車
フェラーリがローマ スパイダーを発表しました。フェラーリがソフトトップのフロントエンジン車を販売するのは、1969年の365 GTS/4以来のことです。
今回はフェラーリ ローマ スパイダーの概要をご覧ください。
フェラーリ ローマ スパイダーの概要
エクステリア
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ルーフは60km/h以下なら開閉可能で、開閉に要する時間は13.5秒となっています。また、アクティブリアスポイラーはルーフオープン時にも機能するよう再設計されており、最大迎角 (135°) では250km/h走行時に95kgのダウンフォースを生成する仕組みになっています。
インテリア
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ヒーター付きの電動調整式18wayパワーシートがオプションで用意されています。またネックウォーマーもオプション扱いです。助手席側にも8.8インチのディスプレイを装備可能で、Android AutoとApple CarPlayを標準装備しています。さらに、特許取得済みの自動ウィンドディフレクターも装備されており、ボタンを押すだけで展開可能という機能も備えています。ただし、ラゲッジスペース容量は255リットルと小さめです。
シャシー
ローマクーペと同じオールアルミ製のシャシーが採用されています。車重は1650kgです。ルーフの開閉機構があるため、クーペよりも85kgも重くなっています。
パワートレイン
エンジンもクーペと同じで、フラットプレーンクランクを持つ3.9リッター・V8ツインターボを搭載しています。最高出力は620ps(456kW)、最大トルクは760Nmとなっており、0-100km/hは3.4秒でクーペと同様です。0-200km/hでも9.7秒しかかからないのですが、こちらはクーペより0.4秒遅くなっています。最高速度は320km/h。トランスミッションは8速デュアルクラッチです。
価格・発売日
価格はまだ公表されていません。
フェラーリ ローマ スパイダーは、2023年後半に発売される予定です。
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