日産リーフにコンバーチブル!? 海外メディアはデザインが醜いと酷評
日産が第2世代のリーフを改造したコンバーチブルを公開しました。
市販車ではなくあくまでコンセプトカーですが、海外の各自動車メディアからは一様に「ugly(醜い)」と叩かれています。
Nissan Reveals LEAF Convertible – It Sure Is Ugly | insideevs.com
2018 Nissan Leaf Goes Topless, Thankfully It’s Just A Concept | carscoops.com
今回はリーフ・コンバーチブルの概要についてです。
リーフ・コンバーチブルの概要
この新型リーフをベースにしたオープンカーは、リーフの国内累計販売台数が10万台を突破したことを祝して開発されたそうです。
リーフは世界初の量産型EVとして、2010年12月から販売されています。
リーフ・コンバーチブルは、その10万台販売を記念して開かれたフォーラムで発表されました。
「ゼロエミッション社会の実現へ」と銘打たれたフォーラムには、小池百合子東京都知事も出席したそうです。
ちなみに小池都知事はフォーラムの前日に、パリ市長との共同声明において「2030年までに東京都はEV、FCVなどゼロ・エミッション・ビークルの新車販売割合を、50%まで引き上げることを目指す」と宣言したばかりでした。
リーフ・コンバーチブルは、タルガトップスタイルのルーフを備えているようです。
日産によると「生産計画は無い」とのことですから、ルーフをどこに収納するかは考えられていないのでしょう。
奇妙なのは、後席の背もたれが極端に高い位置にあることです。
前席のヘッドレストの位置と見比べるとわかると思いますが、位置関係が明らかにおかしいですよね。
あの位置に頭があると、横転したときに危ないと思うのですが……コンセプトカーだから気にしてないのでしょうか。
中身は普通のリーフと同じです。
すなわち40kWhのバッテリーを搭載し、航続距離は285km(WLTP基準・16インチ車)、モーターは150psを発生します。
屋根付きの方の0-100km/hは8.2秒です。
日産はかつてムラーノ・クロスカブリオレという、やはり屋根をぶった切っただけの醜いコンバーチブルを発表したことがありました。
リーフ・コンバーチブルも、ムラーノ・カブリオレと同じく徒花なのかもしれません。
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