デイリーF1ニュース(2018年5月26日)モナコGPは衰退し始めている?

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • モナコGPは衰退し始めている?
  • サインツ「ハイパーソフトのデグラデーションが酷い」
  • ライコネンは2019年もフェラーリで走る?

それではご覧ください。


モナコGPは衰退し始めている?

F1の至宝モナコGPといえば、F1マシンがモンテカルロの美しい街並みの中を走るだけでなく、大会期間中にスポンサーが開くイベントに、多くのVIPが参加することでも有名です。

しかし今年はそうしたVIPへの招待状が減っています。
つまり、スポンサーイベントが減少しているのです。
今回のモナコGPではマクラーレンザウバーが新たなスポンサーを発表したのですが、まったく注目されませんでした。

一方、シンガポールGPは発展を続けています。
モナコGPと同じく都市国家を舞台にしたストリートレースですが、コンサートやお祭りなどのイベントが充実しており、スポンサーの注目が集まっているようです。

しかもシンガポールは東アジアにあります。
経済成長著しい東アジアと、停滞しているヨーロッパでは、スポンサーの対応も自ずから変わってきます。

モナコGPは今もフィリップ・モリス(マールボロのブランドを所有するタバコメーカー)の支援を受けているようですが、彼らが心変わりする日も近いのかもしれません。
タバコは先進国でこそ衰退していますが、新興国や発展途上国では、消費量を伸ばし続けているからです。

Source: Kate Walker: Is F1’s crown jewel losing its lustre? | crash.net

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サインツ「ハイパーソフトのデグラデーションが酷い」

ルノーカルロス・サインツは、ハイパーソフトが予想以上に劣化することを深刻に捉えています。

「モナコにおいて木曜日のラップレコードは、非常に特別だと思う」とサインツ。「(ハイパーソフトは)難しいが、速い」

「速くなると言ったけど、間違ってなかったね。でも正直言って、僕たちが予想していたよりもはるかに多くのデグラデーションがある。僕はタイヤがもう少し長くもつことを期待していた」

オーバーテイクがほぼ不可能なモナコでは、トラックポジションが重要になります。
よって2ストップ作戦は避けたいところですが、タイヤの性能劣化が極端に起こるようなことがあれば、1ストップ作戦は厳しいかもしれません。

Source: 'Difficult’ hypersoft tyre degrading faster than expected – Sainz | en.f1i.com

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ライコネンは2019年もフェラーリで走る?

ダニエル・リカルドフェラーリと接触していることを受け、今年かぎりでの引退を囁かれていたキミ・ライコネンですが、本人はまだまだやる気のようです。

「(フェラーリに残留できるかは)私の決断ではない」とライコネン。「それはチームに依存している。彼らは私の望むものを正確に知っている」

「楽しくなければ、F1をドライブしない。ドライビングの喜びは、私をここにとどめてくれる唯一のものだ。たとえ他の全てが無くてもやる。そういうものであったとしてもだ」

「決断は多くのものの影響を受けるが、少なくともレースへの情熱は、この瞬間からシーズンの終わりまで消えることはない」

今年のライコネンは非常に調子が良いので、もう1年くらいは十分に仕事を果たすことができるはずです。
リカルドは素晴らしいドライバーですが、セバスチャン・ベッテルと対立する可能性は否定できません。
ライコネン残留は、フェラーリにとってリスクの少ない選択肢だと思います。

Source: Raikkonen wants Ferrari deal in 2019 | gpfans.com

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