デイリーF1ニュース(2018年11月6日)メルセデスのタイトル獲得でスタッフにビッグボーナス
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお伝えするデイリーF1ニュース。
本日のニュースは以下の3本です。
- メルセデスのタイトル獲得でスタッフにビッグボーナス
- ジョビナッツィ「F1もリアビューカメラを付けるべき」
- ロブ・スメドレー、ウィリアムズを離脱
それではご覧ください。
メルセデスのタイトル獲得でスタッフにビッグボーナス
メルセデスがコンストラクターズタイトルを獲得した場合には、チームスタッフに巨額のボーナスが支払われるそうです。
イギリス・ブラックリーにあるファクトリーで働くスタッフは900名もいるそうですが、タイトル獲得の暁には、それぞれに10,000ポンド(約148万円)のボーナスが支給されます。
総額900万ポンド(約13.3億円)の大盤振る舞いです。
F1のトップチームで働いている人材ですから、高給取りなのは当然ですが、それにしても景気の良い話ですね。
メルセデスがブラジルGP終了後に、2位のフェラーリに対し43ポイント差をつけていれば、今週末にもコンストラクターズタイトルが確定します。
ちなみにメキシコGP終了時点の両者の差は55ポイントなので、フェラーリが1-2フィニッシュを決めれば、メルセデス勢が3-4位だったとしても、タイトルの決定を阻止可能です。
Source: How Lewis Hamilton can win hundreds of Mercedes employees an incredible £9million bonus in Brazil Grand Prix this weekend – thesun.co.uk
ジョビナッツィ「F1もリアビューカメラを付けるべき」
ザウバーのアントニオ・ジョビナッツィが、リアビューカメラの必要性を主張しています。
市販車だけでなく、ル・マン・プロトタイプやGTカーなどでも既に使われている技術ですが、F1では今だにミラー頼みです。
「車の後部にある空力パーツのせいで、ミラーで後方確認するのは難しい」とジョビナッツィ。「スクリーンは助けになるだろう」
「画面などをどこに置くかによって変わってくるが、良い選択肢になると思う」
「耐久レースでは、ミラーがもっと必要だ。なぜならLMP1カーやGTカーが背後から来ているとき、もっと後方を確認する必要があるからだ」
「私はドライバーが後方を確認するためのカメラを持つことは、本当に良いと思う」
現在ミラーがある位置に小さなモニタを設置すれば、搭載スペースの問題は解決できるはずです。
Source: Giovinazzi urges F1 to implement rear-view cameras – f1i.com
ロブ・スメドレー、ウィリアムズを離脱
ウィリアムズのビークル・パフォーマンス部門を率いてきたロブ・スメドレーが、チームを離れることになりました。
スメドレーは2014年に加入した人物で、同年と翌2015年のコンストラクターズ3位獲得に貢献しました。
2013年にはコンストラクターズランキング9位だったウィリアムズを、見事立て直した中心人物だったのです。
しかし今シーズンはマシンパフォーマンスが上がらず、現在はコンストラクターズランキング10位に低迷しています。
5年目にして元のポジションに戻ってしまったわけです。
「私はウィリアムズで徹底的に楽しんだ」とスメドレー。「2014年に加わったときから、チームは大きな変革を遂げている。私もその一部であったことを誇りに思う」
「ウィリアムズはF1コミュニティにおいて特別なチームだ。私はこのチームにいる全ての才能が、より良い方向に進んでいくと確信している。チームは常に私の心の側にある」
「F1で20年を過ごした。物事を見直して、次の動きを見定めるのに適切な時期だと感じる。将来の機会を決める前に、家族と共にもっと多くの時間を過ごすことを楽しみにしている」
スメドレーのコメントにもあるように、次に所属するチームはまだ決まっていないそうです。
ウィリアムズは今年に入ってから、空力部門のトップであるディルク・デ・ビアや、チーフデザイナーのエド・ウッドなど、チームの中心人物が次々と去っています。
現在の陣容で、来季の巻き返しが果たして可能なのでしょうか。
Source: Smedley to leave Williams – pitpass.com
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