アストンマーティン ヴァンテージ・ロードスター クーペよりもかっこいい!?

Aston Martinの新車情報

Aston Martin Vantage Roadster rear three quarter

アストンマーティンヴァンテージ・ロードスターを発表しました。
新型ヴァンテージのコンバーチブルバージョンですが、ルーフを閉じたときのフォルムはノッチバックで、ファストバックのクーペとは明確に異なるデザインとなっています。

今回はヴァンテージ・ロードスターの概要をご覧ください。

更新情報

正式発表された市販バージョンのエクステリア画像インテリア画像を追加し、シャシーパワートレインの項目を更新しました。(2020/02/12)


ヴァンテージ・ロードスターの概要

エクステリア

ヴァンテージ・ロードスター・プロトタイプ

アストンマーティン ヴァンテージ・ロードスター・プロトタイプ

参考画像としてクーペのフロント周り。ロードスターもクーペと変わっていない。

ロードスターは小ぶりなソフトトップを装着する。

クーペのサイドビュー。ロードスターとは明確にデザインが異なる。

ロードスターは広いリアデッキを持つノッチバックだ。

一方クーペはファストバック。

フロントとリアのデザインはクーペと一緒ですが、ルーフ周りはかなり異なっています。
ソフトトップを閉じた際のフォルムは完全なノッチバックです。
ルーフ部分が非常にコンパクトですし、ルーフを閉じた際には広いリアデッキのおかげでクーペよりも低く見えるので、さらにスポーティーな印象となっています。

市販バージョン

Aston Martin Vantage Roadster front
新型ヴァンテージ・ロードスター

Aston Martin Vantage Roadster side
オープンにしたときのフォルム。非常に美しいロードスターだ。

Aston Martin Vantage Roadster roof closed
ルーフを閉じた状態でも、クーペとはフォルムが差別化されている。

Aston Martin Vantage Roadster top
屋根を開けてエキゾーストノートを楽しむことができるのは最高の贅沢だろう。

Aston Martin Vantage Roadster rear
ラゲッジスペース容量は200リッターとやや少なめ。

「Zフォールド」と呼ばれるルーフの開閉機構は軽量なだけでなく、素早い開閉が可能です。
ルーフは開くのに6.7秒、閉じるときも6.8秒しかかかりません。
これは市場で販売されている全てのコンバーチブルモデルの中で最速だそうです。
なお、ルーフの開閉は50km/h以下ならばいつでも行なえます。

目次に戻る

インテリア

Aston Martin Vantage Roadster interior
ヴァンテージ・ロードスターのインテリア

Aston Martin Vantage Roadster Cockpit
基本的にはクーペと同じデザインだ。

Aston Martin Vantage Roadster roll bar
ロールバーはクーペに無い要素。

シャシー

Aston Martin Vantage Roadster and Coupe

オープンボディとなるとボディ剛性が落ちてしまいますが、ヴァンテージ・ロードスターはブレースを追加してボディを補強しています。
また、アダプティブ・サスペンションやトルクベクタリング、電子式ディファレンシャルなど、走りに関する装備はクーペと同等です。

目次に戻る

パワートレイン

クーペと同じくAMG製の4.0リッター・V型8気筒ガソリンツインターボを搭載しており、510ps・685Nmを発生します。
このスペックはクーペと同じです。

ロードスターはルーフの開閉機構があるため、クーペより車重が60kg重くなっています。
そのため0-96km/h(0-60mph)の加速タイムは、クーペの3.5秒に対し、ロードスターは3.7秒とわずかに遅いです。

トランスミッションは8速ATが搭載されています。

目次に戻る

価格・発売日

ヴァンテージ・ロードスターの英国価格は、126,950ポンド(約1,807万円)からです。
とはいえ日本ではクーペの開始価格が2,056万円ですから、英国価格は参考になりません。

ちなみに英国におけるクーペとの価格差は、12,100ポンド(約172万円)となっています。
この価格差が日本においても適用されるとすれば、ヴァンテージ・ロードスターの日本価格は2,230万円ほどになるでしょう。

ヴァンテージ・ロードスターのデリバリーは、2020年の第3四半期から開始されます。
日本導入時期は不明です。

目次に戻る

最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。