トヨタがSEMAショーに5種類のGRスープラ・カスタムを出展! 750馬力仕様や「ワサビコンセプト」!?
アメリカで開催される世界最大級のアフターマーケットパーツ・ショーである「SEMA SHOW」に、トヨタがGRスープラのカスタムカーを、なんと5種類も出展するそうです。
その中には、かつての「3000GT」をオマージュしたカスタム・コンセプトや、「ワサビ・コンセプト」なんていう遊び心のあるカスタムもあり、非常に楽しいラインナップとなっています。
今回は5タイプのGRスープラ・カスタムをご覧ください。
GRスープラ 3000GTコンセプト
画像はクリック(スマホならタップ)で拡大できます。
かつてTRDがJZA80スープラをベースに開発したコンプリートカー「TRD3000GT」のコンセプトを、GRスープラで再現したカスタムです。
特徴的なボンネットダクトの形状やワイドボディも、TRD3000GTから受け継がれています。
エンジンはノーマルのままですが、エキゾーストシステムはHKS、サスペンションはTEIN、タイヤはTOYO、ホイールはTWS、シートはBRIDE、そしてスピーカーはパイオニアと、チューニングパーツはいかにもJDMらしいチョイスです。
GRスープラ ヘリテージ・エディション
こちらもJZA80スープラのカスタムをモチーフにしたモデルです。
テールランプは80スープラ風の4灯デザインに改められていますし、大きなリアウイングもかつての80スープラを思い起こさせるものです。
エンジンはターボやECU、カスタムされた吸排気システムなどのセットアップにより、500ps以上を発生。
特にセンターエキゾースト化された排気システムは、大型のディフューザーと相まって、迫力ある外観を形成しています。
GRスープラ パフォーマンスライン・コンセプト
パフォーマンスライン・コンセプトは、他のカスタムと比べると大人しめのルックスです。
カーボンファイバー製のエアロパーツが各部に装着されていますが、派手さはありません。
でも実際にカスタムする場合のお手本としては、最もお手本にしやすいのではないでしょうか。
GRスープラ ワサビ・コンセプト
ワサビのような鮮やかなグリーンにペイントされたGRスープラには、オリジナルのエアロキットと、ギザギザした面白い出口形状を持つセンターエキゾーストが装着されています。
20インチの大径ホイールやGTウイングなど、いかにもチューニングカーらしいスタイリングです。
エンジンはノーマルなものの、オーリンズサスペンションやストラットタワーブレース、ブレンボブレーキなど、ハンドリング面には手が加えられています。
GRスープラ ハイパーブースト・エディション
NASCARアナリストのラトレッジ・ウッドがオーダーしたというGRスープラは、カーボンファイバーボディキットを身に纏い、エンジンは750psを発生するモンスターです。
カーボンファイバーボディキットは20ピースで構成されており、トヨタによるとボルトオンで装着できるのだとか。
ルーフもカーボン製で、軽量化されています。
エンジンはブーストロジックのBL Supra 750パッケージを装着。
エキゾーストマニホールドはワンオフで製作され、フロントパイプとチタンエキゾーストはブーストロジック製のものが使われています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。