BMWがミッドシップ・スーパーカーを開発中!?(追記あり)
BMWの不思議なテストカーが捉えられました。
見た目は8シリーズクーペなのですが、車体後部への空気取入口が設けられているため、ミッドシップである可能性も取り沙汰されています。
今回は謎のテストカーのスパイショットをご覧ください。
更新情報
テストカーがニュルブルクリンクでクラッシュしました。(2020/08/28)
BMWの謎のテストカー
8シリーズクーペのフロントバンパー開口部にはカバーがあるのですが、テストカーのそれは除去されており、インタークーラーが丸見えになっています。
車体側面の変更点は、リアクォーターウィンドウの開口部です。
空気の導入先は、通常リアシートやラゲッジスペースがある部分だと思われます。
そのためテストカーがミッドシップなのではないかと疑われているのですが、エンジンへのエアインテークとしては小さいですし、あるいは冷却風の取入口としても心もとないサイズなので、本当にミッドシップかどうかはわかりません。
リア周りにはカモフラージュが施されており、テールライトも暫定仕様に変更されています。
クアッドエキゾーストはM8と同様ですが、ディフューザーのデザインは異なっているようです。
BMWは当初Vision M NEXTと呼ばれるコンセプトカーを市販化する計画でしたが、その後キャンセルされたという情報が流れていました。
M NEXTは直4エンジンをミッドシップに搭載するPHEVのスーパーカーだったので、今回スパイショットされたテストカーと何らかの関係があるのかもしれません。
テストカーがニュルブルクリンクでクラッシュ
新型ミッドシップのテストカーと見られていた車両が、ニュルブルクリンクでクラッシュしました。
ガードレールにぶつかった車体はピンボールのように跳ね返り、2度ヒットそうです。それでサスペンションアームが折れたのでしょう、フロントホイールがあらぬ方向に向いています。
ドイツの自動車メディアであるAuto Motor und SportがBMWに確認したところ、このテストカーはミッドシップではなく、BMWグループの様々なコンポーネントを搭載してテストするための車なのだそうです。
とはいえ、BMWのコメントを鵜呑みにすることはできません。
単にコンポーネントを搭載するだけなら、車体をカモフラージュする必要性が無いからです。
M8のスペシャルモデル(例えばCSなど)の開発が進んでいる可能性もあります。
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