アメリカで最も残価率の高い自動車ブランドはスバルとレクサス! 信頼性はマツダが首位!
アメリカで最も残価率が高いブランドは、スバルとレクサスなのだそうです。
また、アメリカで最も信頼性の高いブランドはマツダであると発表されました。
アメリカでは相変わらず日本車が強いですね。
アメリカで最も残価率が高いカーブランド
ALGが調査・発表しているResidual Value Awards(残存価値賞)は、新車販売から3年間経過後、メーカー希望小売価格をどの程度の割合で維持しているか(残価率)を、数々のデータを元に予測したものです。
ブランド別だけでなく、車種セグメント別の賞もあります。
スバルがメインストリームブランドで受賞
メインストリームのブランドで最も残価率が高いとされたのが、スバルでした。
ちなみにスバルはクロストレック(日本名:XV, サブコンパクトユーティリティ部門)、フォレスター(コンパクトユーティリティ部門)、WRX(スポーツカー部門)といったセグメント別の賞も受賞しています。
プレミアムブランドのトップはレクサス
そしてプレミアムブランドで最も残価率が高かったのがレクサスです。
レクサスはIS(プレミアムミッドサイズ部門)、LS(プレミアムエグゼクティブ部門)、RX(プレミアムミッドサイズユーティリティ・2列シート部門)といったセグメントでも受賞しています。
ちなみにトヨタもハイランダー(プレミアムミッドサイズユーティリティ・3列シート部門)、タコマ(ミッドサイズ・ピックアップ部門)に選ばれています。
セグメント別でも日本車が強い
Residual Value Awardsのセグメントは29に分けられているのですが、そのうちの12部門で日本車が選ばれています。
受賞した車種はホンダ オデッセイ(ミニバン部門)、ホンダ パスポート(ミッドサイズユーティリティ・2列シート部門)、マツダ CX-3(マイクロユーティリティ部門)などです。
CX-3は後席が狭いので、大柄な人が多いアメリカでは人気が無いのかなと思っていたのですが、残価率が高いということは中古市場でも人気があるということなので、意外と支持されているようですね。
CX-3の後席を広くしたCX-30にも期待できそうです。
アメリカで最も信頼性の高いカーブランド
コンシューマー・リポートによると、アメリカで最も信頼性が高いカーブランドはマツダなのだそうです。
マツダがトップとなるのは初めてのことなのだとか。
調査対象となったのは、2000年から2020年までに製造された329,000台。
ブレーキの鳴きのような小さな問題から、保証対象外のトランスミッション故障のような大きな問題まで、17の問題領域を設定し、それぞれの重大度に応じて重み付けされています。
マツダがトップに立った理由
マツダが信頼性で優位に立った理由は「保守的なパワートレイン構成やインフォテイメント」にあるとコンシューマー・リポートは分析しています。
手堅いパッケージングが信頼性を向上させたということなのでしょう。
2位はトヨタ、3位はレクサスでした。
トヨタやレクサスはこれまでずっとトップを維持してきたのですが、トヨタ RAV4やレクサス ISの信頼性が平均以下だったため、王座から陥落してしまったようです。
こちらの調査でも日本車が強く、5位にはホンダ、8位にはスバルがランクインしています。
つまりトップ10のうち、半分が日本車ブランドで占められているわけです。
日本車以外では4位がビュイック(GMの高級車ブランド)、6位がヒュンダイ、7位がラム(フィアット・クライスラーのトラックブランド)、9位がポルシェ、10位がダッジ(フィアット・クライスラーの乗用車ブランド)でした。
参考サイト
ALG’s Residual Value Awards (RVA) – alg.com
Consumer Reports Identifies Mix of New SUVs, Cars & Trucks That Are Dependable – consumerreports.org
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