デイリーF1ニュース(2017年7月25日号)クビサが2017年仕様のマシンを試す!

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • クビサが2017年仕様のマシンを試す!
  • レッドブルはフレキシブルウィングを投入した!?
  • インディカーはよりシンプルなデザインに

それではご覧ください。

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クビサが2017年仕様のマシンを試す!

ロバート・クビサがいよいよ最新型のマシンでテストを行います。
参加するのは、ハンガリーGP後に同地で予定されているテストです。
このテストでは松下信治選手がザウバーのマシンをドライブします。

唯一F1に参戦したポーランド人であるクビサは、6月と7月初旬にもテストを行っていますが、そのとき乗ったのは2012年仕様のマシンでした。
今年からマシンが速くなり、ドライバーへの負担が大きくなったため、今回のテストは、クビサがF1に復帰できるかどうかを占う重要なものになるでしょう。

ルノースポールF1を率いるシリル・アビテブール氏も、「テストの後、収集された情報を慎重に分析し、ロバートが来年競技に戻れるかどうかを判断する」と述べています。

ラリー中の事故で重傷を負ったクビサの右腕は、まだ完全に回復したわけではないものの、2012年仕様のマシンではフィジカル面での問題は出なかったようです。
フェルナンド・アロンソが「自分以上の才能」と認めるクビサにこそ、ぜひF1に復帰してもらいたいですね。

Source: Kubica will test Renault’s 2017 car at the Hungaroring | f1fanatic.co.uk

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レッドブルはフレキシブルウィングを投入した!?

画像の出典: autosport.com

イギリスのAUTOSPORTが、面白い写真を取り上げています。
レッドブルのフロントウイングが、とても低い位置にあることがわかりますね。

しかしステアリングの切れ角からすると、このコーナーは高速コーナーです。
つまりロール角が少ないコーナーであるはずなのに、レッドブルのマシンのフロントウィングは、地面に擦るほどに低くなり、フラップの迎角が小さくなっています。

これらのことからライバルチームたちは、レッドブルがフレキシブルウィングを投入したのではないかと疑っているようです。

FIAの柔軟性テストをクリアしているので、このウィングが合法であることは間違いありません。
しかし合法の範囲内で、ウィングを動かしていることは確実です。

レーシングカーはドラッグ(空気抵抗)の塊なので、エンジニアたちは、ストレートでダウンフォースを減らし、コーナーでは増やすことを考えます。
とはいえ可動空力部品はご法度ですから、合法の範囲内でそれをやろうとするわけです。
レッドブルのように高速時にウィングをたわませ、フラップを寝かせてあげれば、最高速の伸びが良くなります。
直線スピードがエンジンだけで決まる時代ではないというわけですね。

Source: Red Bull’s new F1 front wing under scrutiny from rivals | autosport.com

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インディカーはよりシンプルなデザインに

ホンダのカラーリングに塗られた2018年型インディカー。

F1は来年からHaloが導入されて醜くなることが決定していますが、インディカーは逆にかっこよくなるようです。
2018年のオーバル仕様マシンは、非常にシンプルで洗練されたルックスをしています。

新しいインディカーは、リアホイールガード(バンパー)が廃止されています。
おそらくリアウィングとギアボックスでカバーできると判断されたのでしょう。

現行マシンではメーカーごとに異なるエアロキットを装着していますが、来年からはエアロが共通化されるため、オーバルでは全マシンが画像の姿で走行することになります。

シボレーのカラーリングが施されているが、エアロはホンダと同じ。

現行マシンの複雑化したエアロは、乱気流を生み出し、バトルを阻害してきました。
来年からのシンプルなエアロは、インディカー特有の激しいバトルを取り戻してくれるはずです。

Source: IndyCar chooses simplicity as progress | en.f1i.com

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