マツダCX-9発表! アメリカンな越KOERUデザイン!

マツダの新車情報

レクサスより良いとの声多数

マツダがLAオートショーで新型CX-9を発表しました。最近のマツダのデザインにはハズレがありません。文句なしにかっこいいです。

CX-9_外観01

画像の出典: netcarshow.com


他の画像に関してはリンク先をご覧ください。

Mazda CX-9 (2016) – netcarshow.com

新型CX-9について、筆者が気になった点をチェックしていきたいと思います。


北米主導でデザインされた

CX-9のデザイン作業は、まず北米マツダのチームが行い、その後日本のチームが合流したそうです。マツダの小飼社長も「アメリカを拠点とするチームが率先して設計に関わった」とコメントしています。販売計画は年間5万台で、その80%を北米で捌く予定とのことですから、北米主導になるのは当然といえます。

けれど北米主導で設計されたことで、マツダの「越KOERU」デザインに力強さが備わった感があります。

魂動KODO」デザインは躍動感を前面に打ち出していましたが、「越KOERU」はスリークなラインを加えることで、引き締まったプロポーションながら車体を大きく見せることに成功しています。

マツダ・越KOERU

画像の出典: autoc-one.jp


けれどちょっと華奢な感じが強すぎて、押し出しの強いデザインのドイツ勢に対してどうかと思っていたのですが、CX-9を見てその心配も吹き飛びました。弱々しくもなく、威圧的でもなく、それでいて強く印象づけられるデザインです。海外のニュースサイトのコメント欄でも絶賛されています。マツダの好調は来年も続きそうですね。

先代よりも小さく、軽くなった。

CX-9(MY13)_外観側面
先代CX-9(MY13)は、オーバーハングが長かったことがわかる。

画像の出典: jp.autoblog.com


全長は30mm短くなりました。しかし室内が狭くなったわけではありません。ホイールベースが55mm伸びたからです。

新型の4気筒2.5L直噴ターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」が、このパッケージングを可能にしたものと思われます。全長が短くなり、ホイールベースが長くなったら、縮められるところはエンジンルームくらいです。新型エンジンはかなりコンパクトなのではないでしょうか。

CX-9_外観側面
新型CX-9は、フロントオーバーハングが切り詰められている。

画像の出典: netcarshow.com


アテンザやアクセラにも新型エンジンの搭載を期待したいところですが、ストロークが100mmもあるので、エンジンの高さがネックになるかもしれません。もし搭載車種が拡大するとしても、ショートストローク化されて排気量は小さくなるものと思われます。

重量はFF・2WD車で90kg、4WD車で130kgもの大幅な軽量化を達成したそうです。マツダは昔から軽量化が得意な会社なので、まさに面目躍如と言ったところですね。

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