BMW M2の試乗レビューまとめ

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想像以上に出来がよさそう

海外の自動車ニュースサイトに、相次いでBMW M2の試乗レビューがアップされました。今回はそれらのレビューから、M2に乗らなければわからない部分だけを抜粋し、まとめてみました。

トップ画像の出典: bmwblog.com


目次

  1. インテリア
  2. エンジン
  3. ハンドリング
  4. 乗り心地・静粛性
  5. M2のバリュー・フォー・マネー

インテリア


画像の出典: autoblog.com


シートの出来は素晴らしく、数時間に渡って快適に過ごせるコンフォート性と、サーキット走行時のサポート性を備えている。

インパネを縦に分断しているプラスチックのパネルは、平べったくて安っぽい。

出典: autoblog

価格を考えるとインテリアの質感にはがっかりだ。脆いプラスティックがダッシュボードを支配しており、センター・コンソールもはっきりいってチープ。

出典: AUTOCAR

インテリアに関しては、質感やデザインの面でやや辛口な評価が目立ちました。画像で見るとカーボン加飾が目立つのでかっこ良く見える室内ですが、プラスチック部分の質感があまりよくないみたいです。

ドアハンドルも雰囲気にそぐわないと酷評されていました。たしかに取ってつけた感がありますね。


画像の出典: autoblog.com

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エンジン


画像の出典: autoblog.com


エンジンはトルクモンスター。4速からでもアクセルを踏めば車体が引っ張られる。だから高回転を維持する必要はなく、曲がりくねった道でも楽しみながら任意のギアを選択できる。予期せず奥に行くほどきつくなるコーナーに差し掛かっても、ダウンシフトしないでクリアできてしまう。

追い越し加速でもM3やM4と同じくらいの加速が可能。BMWによると0-60mphは4.2秒とのことだが、我々の感覚だとその数値は保守的だと感じた。

出典: autoblog

たとえどのギアを選んでも、エンジンが昼寝しているのを見つけるのは容易ではない。

出典: AUTO EXPRESS

ほぼ全ての回転数から猛烈な加速ができる。M3/M4よりリニア。5速または6速1000rpmからでも余裕で加速した。

出典: BMW BLOG

エンジンに関しては大絶賛の嵐ですね。トルクバンドが広いので、どこからでも加速できる素晴らしいエンジンだそうです。

実はM2の加速性能にはエンジントルク以外にも秘密があるのですが、そちらに関しては以下の過去記事をどうぞ。

BMW M2は、なぜM4並みの加速ができるのか?

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ハンドリング


画像の出典: bmwblog.com


M3やM4では人工的だった電動パワステも、M2では改善された。ドライバーの予測通りに正確に動き、重さも適切。

シートからのインフォメーションも良好。ボディ制御とロールのコントロールが絶妙なので、車体の動きがわかりやすい。荷重移動もスムーズにできる。

出典: autoblog

スポーツ+モードではMダイナミックモードがDSCと連携し、ドライバーエイドが介入するまでの間に車の限界を探ることができるようになる。コーナーの出口で無理なくタイヤをすべらせるのに便利。

シャシーは安定的で、ブレーキも強力。M2は容易に速さを引き出せる

公道に出ると、広いサーキットでの安定的で寛容な性格から、俊敏なホットハッチのような印象に変わる。しかしバンピーなセクションでも、コーナーの出口でトラクションが抜けるようなことはなかった。

出典: AUTO EXPRESS

センター付近でさえ手元にはたっぷりとしたインフォメーションが伝わる。切りこむほどにシャープになり、コンパクトな車体をミリ単位で調整できる。いつものMのそれである。

出典: AUTOCAR

M2のフロントは強力に食いつき、極端に進行方向を変えようとする。タイヤはM2のためにカスタムされた「ミシュラン・パイロットスーパースポーツ」を装着。

M2は、1シリーズMほどハードコアでテールハッピーなモデルではない。比較する相手としては、Z4 Mの方がふさわしい。

出典: BMW BLOG

M2がM3/M4と決定的に異なるのは、コーナリングにおける身のこなしでしょう。コンパクトかつ軽量な車体は、ドライバーを意志を忠実に反映してくれます。トラクションコントロールやESPの介入も、ドライビング・エクスペリエンスを損なわないよう配慮されており、過剰に介入してくることはありません。

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乗り心地・静粛性


画像の出典: autoblog.com


乗り心地は硬いが、耐えられないほどではない。ただしスポーツやスポーツ+モードでの音は、騒々しく演劇的。

出典: autoblog

M2なら毎日乗ることも苦痛ではない。

出典: BMW BLOG

かつての1シリーズMとは異なり、M2は日常的に使用できる車のようです。アダプティブ・ダンパーは付いてないのですが、サーキット走行と街乗りのどちらにも対応できる足回りみたいですね。

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M2のバリュー・フォー・マネー


画像の出典: bmwblog.com


英国のショールームに4月に並ぶ際に掲げるプライス・タグは£44,070(720万円)になるとのこと。M3と比べると£12,520(205万円)安価である。ここ最近のMカーを考えると ‘破格’ だといってよかろう。

出典: AUTOCAR

おそらく現行BMWの中でもっとも楽しい車

出典: BMW BLOG

お金さえ用意できれば、買うのをためらう理由は無さそうですね。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。BMW M2に興味のある方は、以下の記事もぜひご覧ください。

やだ、BMW M2の日本価格……高すぎ?