【F1】第2回バルセロナテスト3日目 Haloにハロー

F1,モータースポーツ

F1_2016_バルセロナテスト_2nd_day3_フェラーリ

F1人気復活は遠い

2回目のバルセロナテストは3日目を終了しました。いよいよ開幕が近づいてきましたね。今日はドライバーを保護するためのHaloがお目見えし、フェラーリのライコネンがそのテストに臨みました。


目次

  1. 第2回バルセロナテスト 3日目タイム
  2. Haloってどうじゃろ?
  3. 苦難続きのハース
  4. 不思議なフォース・インディア
  5. マクラーレンはセッティングに苦しむ

第2回バルセロナテスト 3日目タイム

順位ドライバーチームタイム(記録時のタイヤ)周回数
1K.ライコネンフェラーリ1’22″765 (US)136
2F.マッサウィリアムズ1’23″193 (S)119
3N.ヒュルケンベルグF.インディア1’23″251 (US)159
4M.フェルスタッペントロ・ロッソ1’23″382 (US)159
5N.ロズベルグメルセデス1’24″126 (M)81
6F.ナッセザウバー1’24″760 (S)116
7F.アロンソマクラーレン1’24″870 (SS)118
8P.ウェーレインマノー1’24″913 (US)48
9D.クビアトレッドブル1’25″141 (S)121
10J.パーマールノー1’26″224 (S)98
11L.ハミルトンメルセデス1’26″488 (M)63
12R.グロージャンハース1’27″196 (S)78

M=ミディアム S=ソフト SS=スーパーソフト US=ウルトラソフト

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Haloってどうじゃろ?

F1_2016_バルセロナテスト_2nd_day3_halo

ライコネンによると「別に気にならない」そうですが、見ている側としては気になって仕方がありません。

F1人気を取り戻すために、来季からはより速いマシンに変わりますが、そのコクピットにこんなものが取り付けられていたのでは、若者や子供がF1に憧れることはないでしょう。

フェラーリは対策品のPUが功を奏したのか、ライコネンがレースシミュを完遂し、信頼性への懸念を払拭しました。

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苦難続きのハース

F1_2016_バルセロナテスト_2nd_day3_ハース

第1回のバルセロナテストは、新規参入チームとは思えないほどに順調だったハースでしたが、第2回のテストでは初日からトラブル続きで、まともに走れていません。まるで昨年のマクラーレン・ホンダです。

しかもグロージャンは3回も赤旗の原因を作ってしまいました。いずれもスピンやコースオフでしたが、グロージャンが3度もミスをしたとは思えません。回生ブレーキ等の制御に問題がある可能性が高いです。

中段グループに食い込む勢いだったハース・チームは、ここにきて大きく躓いてしまっています。

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不思議なフォース・インディア

F1_2016_バルセロナテスト_2nd_day3_フォース・インディア

画像の出典: @suttonimages


ハースと同じく第1回バルセロナテストでは絶好調だったフォース・インディアが、不振に喘いでいます。第1回ではメルセデスとフェラーリに次ぐ速さを見せていたにもかかわらず、ラップタイムがいまいち伸びてきません。今日のタイムも、ウルトラソフトを履いたにしてはイマイチなタイムです。

メルセデス製のPUを積むだけに信頼性に関しては不安要素はありませんが、先週と同じコースであるにもかかわらずスピードがこうも違うというのは、セッティングの面で神経質なマシンなのかもしれません。

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マクラーレンはセッティングに苦しむ

F1_2016_バルセロナテスト_2nd_day3_マクラーレン

セッティングに苦しんでいるのは、マクラーレンも同じです。昨日のバトンもマシンの不安定さを訴えていましたが、アロンソのドライブでもそれは変わらず、午後のセッションでは名手アロンソらしからぬコースオフを喫しています。

スーパーソフトやウルトラソフトでのタイムアタックも不発に終わり、終盤はショートスティントでの空力テストに終始したマクラーレン・ホンダ。テスト最終日の明日には、目の覚めるようなスーパーラップを期待したいところです。

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