車からアナログ計器やボタンが消える!?
車内のすべてはデジタル化される
carscoops.comが、次期ポルシェ・カイエンのインテリアをスクープしました。そのセンターコンソールには見慣れたボタン類は無く、巨大なモニタがあるだけでした。
目次
次期カイエンは液晶モニタが主役
エアコン吹き出し口を下に移動させてまで、巨大な液晶モニタを設置するスペースを確保しています。次期カイエンでは、センターコンソールの液晶こそが主役なのでしょう。
モニタサイズは12インチから13インチと見られています。小型のノートパソコンくらいのサイズですね。
アナログな部分も"あえて"残してある?
新開発の8速DCTが採用されるとみられている新型カイエンですが、ギアセレクターは見慣れた形のままです。
また、メーターもアナログ計器が使われています。ドライビングに関する部分だけは、保守的なデザインを守っているのかもしれません。
アウディはデジタル化のトップランナー
アウディ・バーチャル・コクピット(以下、AVC)は、アナログ計器類を無用のものとしました。TT/TTSや、新型になったばかりのA4にもすでに搭載されています。
AVCの特徴は、すべてのインフォメーションがメーターパネル内で完結しているところです。タコメーター、スピードメーター、ナビゲーションマップ、オーディオ/ヴィジュアル、車両ステータスなどを表示できます。
12.3インチのメーターパネルだけでなく、センターコンソール上にも8.3モニタがあり、表示内容を相互に切り替えることも可能です。
さらなる進化
また、アウディはAVCをさらに進化させた「アウディ・バーチャル・ダッシュボード」も開発しています。
メーターパネルに14.1インチの有機EL、センターコンソールに12.3インチのTFT液晶を搭載する計画です。この調子でいくと、いずれドアトリムにもモニタが付きそうですね。
メルセデスのスマートなやり方
メルセデス・ベンツ新型Eクラスクーペのスパイショットです。大型モニタがキレイに収まっていますね。
以前ダッシュボードだけがCES(Consumer Electronics Show)に出典されたときは、メーターパネルも液晶だったのですが、試作車ではアナログ計器に置き換えられています。
アナログのタコメーターとスピードメーターの間に液晶モニタがあるのは、スバルのマルチインフォメーションディスプレイと同じですね。
メーターパネルとセンターコンソールのモニタが1つの平面を形成しているので、非常に見やすいのがこのダッシュボードの特徴です。これならメーターからモニタへの視線移動もスムーズに行えます。スマートなやり方といえるでしょう。
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