トヨタ次期スープラ 新型はハイブリッド! でもオートマのみ!? 【6/7更新】

トヨタの新車情報,新車情報

トヨタ・新型スープラの最新情報を、随時更新しています。

更新情報

インテリアの項目を追加し、エンジントランスミッションの項目内容を更新しました。(2017/06/07)

エクステリアに最新のスパイショットを追加し、ページ全体の構成を見直しました。(2017/03/18)


新型スープラの概要

BMWとの共同開発により、BMW Z4の姉妹車になる予定です。

BMW Z4(開発車両)

しかしBMW Z4はノッチバック(トランク部分が突き出ているデザイン)なので、印象が明らかに異なります。

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エクステリア

ヘッドライトのデザインは、JZA80のオマージュなのだろうか。
撮影場所はドイツのガソリンスタンドらしい。
かなりのロングノーズ。トヨタ車らしくないキャビンの小ささ。
ホイールとキャリパーのクリアランスがほとんど無い。
大口径マフラーが目を引く。フェンダーの張り出しはかなり大きい。

画像の出典: motor1.com

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インテリア

画像の出典: autocar.co.uk

BMWの文法にのっとったインテリアデザインです。
iDriveのモニターやロータリーコントローラーなどが写っています。

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エンジン

ハイブリッドになると言われています。
開発車両を撮影した動画を見ると、低速走行時にエンジン音が聞こえないことがあるので、ハイブリッドになる可能性が高いでしょう。
ル・マン24時間レースを走ったレーシングカー「TS030」由来のスーパーキャパシタが搭載されるという情報もあります。

エンジンは新開発のV6ツインターボになるとか、BMWの直6が搭載されるだとか言われていますが、情報が錯綜しており、正確なことはわかっていません。

トランスミッション

残念ながら、マニュアルトランスミッションは無さそうです。
しかもデュアル・クラッチ・トランスミッションですらなく、ZF製の8速オートマチックになるのだとか……。
オートマしかないのに、スポーツカーと言えるんですかね。

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シャシー

カーボンモノコックが採用されるとの噂があります。たしかに最近のBMWはカーボンの使用に積極的で、7シリーズには「カーボンコア」と呼ばれる技術が採用されました。

bmw-carbon-core
カーボンとアルミやスチールを組み合わせてある

画像の出典: bmwblog.com

しかし新型5シリーズ(G30)にカーボンコアは採用されませんでした。よって新型スープラ/Z4への採用は望み薄でしょう。
カーボンが用いられるとしても、一部分のみになるはずです。

とはいえG30は、カーボンを用いること無く100kgもの軽量化を果たしていますから、新型スープラも軽量ボディで登場するものと思われます。駆動方式はもちろんFR。価格は過去のスープラよりもかなり高くなりそうです。

以前スープラの噂を検証した記事を書いたのですが、最新の情報に照らし合わせるとかなり外れてます(汗)。筆者の恥ずかしい過去記事をご覧になりたい方は以下のリンクへどうぞ。

次期スープラにまつわる9つの噂

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新型スープラの最新画像をFT-1コンセプトを比較

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以前撮影されたスパイショットよりも、バンパーの開口部が拡大されている。
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2014年に発表されたFT-1コンセプト。
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FT-1コンセプトよりもホイールベースが短く、オーバーハングが長い。
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ホイールベースが長い分、新型スープラのようにずんぐりした感じがない。
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リアフェンダーからCピラーにかけての膨らみは何だろう?
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Cピラーとリアフェンダーの明確な隔たりが、ワイド感を強調している。
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ダブルバブルルーフが目立つ。テールランプは市販車仕様になったようだ。
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このリアディフューザーを市販車で再現するのは難しいか。

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新型スープラの動画


新型スープラの動く姿を捉えた、初めての動画となります。

動画を見るとわかりますが、音が静かです。でもハイブリッドという感じではありません。あまりにもジェントルな音なので、海外サイトのコメント欄には「オレのオヤジが乗ってるセダンみたいな音だ……orz(注: 意訳)」という書き込みがあったほどです。

とはいえスポーツカーらしい鋭い加速を見せるシーンもあるので、パワー等の性能が低いということはないでしょう。段差を乗り越える際にチューニングカーみたいな動きをしているので、足回りはかなり硬そうですね。

余談ですが、開発はBMWの拠点を間借りして行われているようです。

ニュルブルクリンクでのテスト風景


やっぱり音が静かすぎますね。サーキットでの全開加速なのに、全然迫力がありません。何とかしてほしいなあ。


最新の動画を見ると、ハイブリッドっぽい加速をしているのがわかります。エンジン回転数が上がりきってなくても、車体だけはグングン加速していく感じです。


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トヨタ・スープラとは?

セリカXXの「XX」が、アメリカでは成人映画のレーティングを意味することから、代替名称として名づけられたのが「スープラ」でした。

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2代目のA60型セリカXX

画像の出典: By Lewis Collard

3代目のA70型からは、セリカとは別の車種として独り立ちします。当初はGTカー的なキャラクターで、ハイウェイをゆったりと流すような車でした。

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画像の出典: By IFCAR

しかし70スープラは徐々に本格的なスポーツカーへと変貌していきます。1988年にはグループAレース用ホモロゲーションモデルが登場、90年には1JZ-GTEエンジン搭載の「2.5GTツインターボ」が追加され、当時の自主規制上限である280psに到達。日本を代表するハイパフォーマンスカーとしての地位を確立しました。

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ミノルタ・トヨタ・トムス・スープラ

画像の出典: tentenths.com

80スープラは70のスポーツカー路線を受け継いで登場します。70よりも全長とホイールベースが切り詰められ、全幅はワイドに。高剛性ボディ、2JZ-GTEエンジン、ゲトラグ製6MT(6速MTは日本初採用だった)など、FRスポーツカーとして当時考えうる最高のものが全てが盛り込まれた、野心的な車でした。

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JZA80スープラ

画像の出典: netcarshow.com

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グッドウッドを疾走するカストロール・トムス・スープラ

画像の出典: rideonboard.net

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最後まで読んでいただきありがとうございます。よろしければ以下の関連記事もご覧ください。