ボルボ新型XC60のスペックと価格 自動運転、上級車種並の性能、最高レベルの安全性
ボルボが2代目となる新型XC60を発表しました。
小さなXC90といった趣の車ですが、中身の方はスケールダウンされておらず、なんとXC90と同じPHV(プラグインハイブリッド)の「T8ツインエンジン」が設定されています。
今回はそんな新型XC60の詳細についてです。
新型XC60のエクステリア
サイズは全長4707mm・全幅1902mm・全高1701mm・ホイールベース2866mm(欧州仕様)となっています。
大型化されたものの、全高だけはわずかに低くなりました。
新型XC60のインテリア
新型XC60のパワートレイン
グレード名 | 燃料 | 出力(ps) |
---|---|---|
T8 | ガソリン+モーター | 407 |
T6 | ガソリン | 320 |
T5 | 254 | |
D5 | ディーゼル | 235 |
D4 | 190 |
上記はローンチ時のエンジンラインナップで、駆動方式はすべて4WDとなります。
前輪駆動のT4(200ps仕様)やT3(151ps仕様)、3気筒ガソリンエンジンやハイブリッドモデルも追加される予定ですが、それはローンチからある程度の期間を置いてからになりそうです。
トランスミッションは8速ATが組み合わされます。
T8ツインエンジン
2.0リッター・スーパーチャージドガソリンエンジンとモーターのシステム出力は407psで、XC90とほぼ同じです。
しかし新型XC60の方が車体がコンパクトで軽いため、0-100km/hのタイムは5.3秒と、XC90の5.9秒を上回っています。
新型XC60のシャシー
XC90と同じSPAプラットフォームが採用されました。
T8ツインエンジン等の上級車種のテクノロジーを流用できたのも、モジュラープラットフォームのSPAゆえでしょう。
XC60はミッドサイズSUVですが、ラグジュアリー・セグメントのモデルなので、エアサスがオプション設定されています。
安全装備も充実
パイロットアシストと呼ばれる自動運転システムが装備されました。
「道路だとハッキリと識別できる」ことが条件ですが、ステアリング・ブレーキ・アクセルのすべての操作を自動で行ってくれます。
プリクラッシュブレーキや、ブラインドスポットインディケーションシステム(BLIS)などお馴染みの予防安全システムに加え、正面衝突のダメージを緩和するためにステアリングアシストを行う「オンカミング・レーン・ミティゲーション」も新たに追加されました。
新型XC60でも、やはり世界トップクラスの安全性が確保されているようですね。
新型XC60の価格・発売時期
英国価格は35,000ポンドだそうです。
£1=¥140換算だと、490万円ですね。
生産は4月半ばからスウェーデンで開始されます。
欧州の消費者に届くのは夏になるそうですから、日本では秋以降のデリバリーになるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。