デイリーF1ニュース(2017年5月11日号) リカルドが語るフェルスタッペンの弱点 他

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • リカルドが語るフェルスタッペンの弱点
  • フェルスタッペンのフェラーリ移籍は無い?
  • ウェバー「ホンダがマクラーレンの未来を危険に晒している」
  • ロズベルグ「ハミルトンとは友達に戻れる」

それではご覧ください。


リカルドが語るフェルスタッペンの弱点

レッドブルのダニエル・リカルドが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンの強みと弱みについて語っています。

まず強みに関しては、明らかに車の限界までプッシュできることだそうで、「これは本当に良いこと」だと絶賛しています。

逆に弱みは年齢(若さ)だそうです。といってもレーシングドライバーとしては幼少期より十分に経験を積んでいますから、弱みとなるのは人生経験の乏しさの方です。

フェルスタッペンは非常に自立心が強く、年配の人たちからのアドバイスをあまり受け入れないのだとか。それは強みにもなりますが、同時に弱みにもなると、リカルドは考えているようです。

ただしそういった問題は時間が解決するだろうと、リカルドは語っています。

Source: Ricciardo: Verstappen’s independance a weakness, but he’ll learn | en.f1i.com

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フェルスタッペンのフェラーリ移籍は無い?

マックス・フェルスタッペンとレッドブルは、2018年末までの契約を結んでいます。

しかし、この契約にはパフォーマンス条項が含まれており、レッドブルが競争力のあるマシンを提供できない場合には、レッドブルから離れることができるのではないかと、パドックで噂になっているようです。

レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は、フェルスタッペンをフェラーリに奪われることはないと断言しています。

「すべての噂とは対照的に、フェルスタッペンとの契約にはパフォーマンス条項は含まれていない。われわれが彼を解放しないかぎり、彼がフェラーリにスイッチすることはできない」

とはいえF1の世界では、何が起こるかわかりません。スペインGPに持ち込まれるBスペックシャシーが期待はずれな結果に終われば、移籍話が再燃するはずです。

とくにフェラーリはキミ・ライコネンのパフォーマンスがいまいちですし、年齢的にも彼の後釜を探しておかなければならない時期に差し掛かっています。
レッドブルのマシンが競争力を取り戻せなければ、契約期間中にフェルスタッペンに去られる心配は無くても、契約の延長は難しいと思います。

Source: No Ferrari switch for Max Verstappen, says Marko | en.f1i.com

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ウェバー「ホンダがマクラーレンの未来を危険に晒している」

マクラーレン製のシャシーに問題が無いとは思いませんが、ホンダ製パワーユニット(PU)の信頼性が極端に低いのは明白です。
元F1ドライバーのマーク・ウェバー氏は、ホンダPUがマクラーレンの未来を危険に晒していると警告しています。

「迅速に解決策を見出さなければならない」とウェバー氏。「なぜならマクラーレンは企業として、将来が脅かされていることを知っているからだ」

「(インディ500に参戦するために)モナコGPをスキップするアロンソの決定は、現時点で誰がマクラーレンを本当に動かしているのかを示している」

「彼ら(マクラーレンとホンダ)と彼(アロンソ)の関係は、明らかに重要なポイントだ。ホンダはパフォーマンスレベルを向上させなければならないし、マクラーレンはドライバー変更が不可避だと受け入れなければならない」

確かにアロンソがいなくなるのは痛手ですが、チームを本当に動かしているのがアロンソだという指摘は、ちょっと大げさですよね。

Source: Webber: Honda issues put McLaren future in jeopardy | en.f1i.com

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ロズベルグ「ハミルトンとは友達に戻れる」

2016年にタイトルを獲得した際には、ドーナツターンを決めたロズベルグ。

カート時代にはチームメイトで親友同士だった、ルイス・ハミルトン(メルセデス)ニコ・ロズベルグ(2016年F1ワールドチャンピオン)ですが、メルセデスのドライバーとしてタイトル争いを繰り広げた結果、2人の間には深い溝ができてしまいました。

ロズベルグが引退した今でも、ハミルトンは確執を引きずっているようで、最近のインタビューでロズベルグについて尋ねられた際にも「別に何も」としか答えませんでした。

しかしロズベルグの方は、ハミルトンとの関係を修復したいと考えているようです。

「私は勤勉さと、絶対的な献身、そして妥協しないことで成功するしかなかった」とロズベルグ。「彼(ハミルトン)は常に最高のドライバーであり、素晴らしい競争相手だった」

「私がF1を去ってから5ヶ月が経過したが、なぜ再び友人になれないのかわからない」

Source: Rosberg: 'Lewis and I should be best friends again’ | en.f1i.com

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前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年5月10日号)| 車知楽

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デイリーF1ニュース(2017年5月12日号)| 車知楽

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