デイリーF1ニュース(2017年5月12日号) アロンソ、フリー走行1はコーナー3つで終了 他

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • アロンソ、フリー走行1はコーナー3つで終了
  • スペインGP フリー走行1の結果
  • ベッテル「DRSゾーンの拡大には同意できない」
  • ペレス「バルセロナのハードタイヤは間違った選択」
  • ハースはアップグレードをコイントスで決定!?

それではご覧ください。


アロンソ、フリー走行1はコーナー3つで終了

ホンダ製パワーユニット(PU)の信頼性の低さに悩まされてきたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)ですが、スペインGP初日でも、のっけから躓いてしまいました。

フリー走行1に臨んだ彼のMCL32は、なんとアウトラップにコーナーを3つ抜けただけで、煙と液体を吹出して止まってしまったのです!

今年の9月に将来のことを決めると語っていたアロンソ。でも彼の口から聞かずとも、その答えはすでに明らかです。

Source: Alonso breaks down after three corners! | en.f1i.com

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スペインGP フリー走行1の結果

ベッテルはギアボックストラブルにより、FP1序盤にピットレーン出口付近でストップしたものの、その後復帰して順調に走行。しかしメルセデスの2台には及ばず。アップデートでメルセデスが1ランク上の速さを手に入れたのかもしれません。

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ベッテル「DRSゾーンの拡大には同意できない」

ロシアGPではボッタスを結局抜けなかったベッテル。

ロシアGPではほとんどオーバーテイクが見られず、バルテリ・ボッタス(メルセデス)セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の息詰まる攻防戦が無ければ、見どころが全く無いグランプリでした。

空力規制が緩和された今シーズンのマシンは、ダウンフォースが増加した分、車体後方の乱気流も増えてしまい、接近・追い越しがしづらい車になってしまっています。

そこでDRSゾーンの拡大等の「オーバーテイク増加策」の導入が期待されているのですが、ベッテルはDRSゾーンの拡大には反対のようです。

「僕たちは数年前、あまりにも簡単なレースをもたしてしまったと思う」とベッテル。
「かつて後方から攻めていくときには(DRSは)素晴らしかったけど、それはオーバーテイクとは言えないよね」

しかしロシアGPでベッテルは、ボッタスに追いついたものの結局抜けず、優勝を逃しています。

「個人的にはもっと接近したいと思ってたし、何かをやろうと思っていた。しかし(DRSのように)追いつき・追い抜くだけでなく、サイド・バイ・サイドに持ち込むツールを持つ必要がある。そのために働かなきゃいけない。異なるラインを試し、違うことをする」

コーリン・チャップマンがF1に翼を授けてからというもの、接近・追い抜きの難しさは、レーシングカーの宿命となっています。
DRSは解決策のひとつですが、エンターテイメントの舞台装置としては欠陥品です。何らかの代替案が必要でしょう。

Source: Vettel: 'DRS not my idea of overtaking’ | en.f1i.com

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ペレス「バルセロナのハードタイヤは間違った選択」

セルジオ・ペレス(フォース・インディア)は、ピレリがスペインGPに持ち込んだハード・タイヤを問題視しています。

「ハードタイヤは絵に描いた餅だよ」とペレス。「荒れた路面とアグレッシブなコースがあるとしても、路面温度が高いロシアとは違うんだ」

「もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら、上手くいくかもしれない。けど『もしかしたら』が多すぎるんだ。僕なら最低でもスーパーソフトで行くよ。ウルトラソフトでさえ行ける可能性がある」

ダニエル・リカルド(レッドブル)や、ロマン・グロージャン(ハース)も、ペレスと同様の懸念を示しています。

ピレリがハードタイヤを持ち込んだのは、昨年のスペインGPで路面温度が42℃に達したからですが、今年はそこまで上がりそうにありません。ピレリは天気予報を見てないんでしょうかね?

Source: Hard tyre compound wrong choice for Barcelona – Perez

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ハースはアップグレードをコイントスで決定!?

ブレーキのマッチングに苦しんでいるハース・チームですが、また新たな問題が起こってしまいました。
スペインGPから投入されるはずだった空力のアップデートパーツの製造が遅れており、金曜日のフリー走行には1台分しか用意できなかったのです。

そこでどちらの車から先にアップデートを施すかという問題が発生したわけですが、その解決策がコイントスだというのですから驚きです。

結局ロマン・グロージャンはコイントスに負けてしまい、ケビン・マグヌッセンが先んじてアップデートを受けることとなりました。

グロージャンも土曜日にはアップデートを受けられるものの、金曜日の間はセットアップを進められませんから、予選・決勝に向けて大きな痛手となります。

1つのパッケージとしては、ハース・チームがこれまでに行ったアップデートの中で最大規模だというのですが、セットアップが決まらなくては真価を発揮できません。
ハースは新興チームとしてはしっかりと運営されている印象だったのですが、最近はブレーキ問題など、グダグダっぷりが目につきます。

Source: Haas decide who gets upgrade with coin toss – Grosjean loses | en.f1i.com

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前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年5月11日号)| 車知楽

翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年5月13日号)| 車知楽

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