デイリーF1ニュース(2017年6月25日号)アゼルバイジャンGP予選結果 他

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最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース
本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • アゼルバイジャンGP 予選結果
  • メルセデス、フロントローを独占
  • ベッテル「メルセデスとの差は予想以上」
  • フェルスタッペン、レッドブルに失望
  • ランス・ストロール絶好調!

それではご覧ください。

前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年6月24日号)アゼルバイジャンGP フリー走行1・2の結果 他

翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年6月26日号)ハミルトンは「ブレーキテスト」していない


アゼルバイジャンGP 予選結果

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メルセデス、フロントローを独占

ルイス・ハミルトンは金曜日の不調から見事なカムバックを果たし、アイルトン・セナを上回る66回目のポール・ポジション(PP)を獲得しました。

「1年中待ち望んでいた、もっとも刺激的な1周だった」と語るハミルトンですが、このPPは簡単なものではありませんでした。

というのも、レッドブルのダニエル・リカルドが壁にヒットし、コース上でマシンを止めてしまったため、残り3分33秒で赤旗が出てしまったのです。

これでハミルトンはアタックを邪魔されただけでなく、フロントタイヤの温まりが悪いバクー市街地コースにおいて、わずかな時間でタイヤを温め、しかも再アタックする必要が出てきてしまったのです。

「大きなプレッシャーだったよ。私たちはこれまでもタイヤを温めるのに苦労してきたが、それをたった1周でできるかわからなかった」

「オール・オア・ナッシングだった。しかし1周目で良くなり、アタックラップをうまくまとめられた。ちょうどバルテリ(・ボッタス)が前に見えた。私は彼が良いタイムで走っていることを知っていた。タイムが十分でありますようにと願いながら、最終コーナーを抜けてきたときのことをハッキリと覚えてる」

ハミルトンにとっては最高の予選になりましたが、バルテリ・ボッタスにとっては悔しい結果となりました。

「明らかに失望していますよ」とボッタス。「最後の1周は完璧ではなかった」

「左フロントタイヤの温度で苦労していました。ルイスはその時点でも良いラップタイムを出していましたが、私はそうはなりませんでした」

「失望していますけど、2番手は悪くありません」と語ったボッタス。
しかしハミルトンに大差をつけられての2番グリッドは、内心穏やかではないでしょう。

Source: 'Pumped’ Hamilton leaves Bottas disappointed in qualifying | en.f1i.com

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ベッテル「メルセデスとの差は予想以上」

フェラーリは肝心なところでトラブルが出てしまいました。
フリー走行3で水圧に異常が見られたため、急遽エンジン交換をすることになったのです。
交換作業は予選前に完了したものの、貴重な走行機会が失われてしまいました。

それでもセバスチャン・ベッテルは奮闘し、予選ではなんとか4番グリッドを確保しましたが、ハミルトンに1秒以上の大差をつけられています

「僕たちは十分に速くなかった」とベッテル。「メルセデスとの差は予想以上に大きいと思う

「でもギャップは気にしないよ。もちろん良いものではないけど、心配はしていない。マシンは昨日良かったし、ロングランではとても競争力があった。大丈夫だと思う」

チームメイトのキミ・ライコネンは「メルセデスとは十分に近い」と語ったものの、タイヤを温めづらく、交換するのが難しいとしています。

タイヤの温度管理で苦しんでいるのはメルセデスというイメージでしたが、シルバーアローがその問題を克服したため、フェラーリはタイヤに関する優位性を急速に失いつつあるようです。

Source: Ferrari 'not too bothered’ by gap to Mercedes in Baku | en.f1i.com

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フェルスタッペン、レッドブルに失望

レッドブルマックス・フェルスタッペンは、昨日のセッションを完全制圧したにも関わらず、予選では5番グリッドを確保するのがやっとでした。

しかし彼が予選アタックに失敗したというわけではありません。
Q3のラストアタックのストレートにおいて、ギア比が低すぎるという問題が発生し、タイムを失ってしまったのです

「Q3のファイナルラップでは、前の周よりも0.3秒速かったから、ストレートでギアの同期を失ってしまったんだ。このコースでは痛すぎる」

実はQ2でも、ギア比が低すぎてストレートでリミッターに少し当たってしまうという問題が出ていたそうなのですが、Q3の一番大事なところで、同じ問題が(さらに酷いかたちで)発生したため、フェルスタッペンは失望しているそうです。

とはいえフェルスタッペンは、たとえ問題が無くても「3番グリッドが限界だった」と認めています。
ルノー(名前はタグ・ホイヤー)エンジンは「一歩前進した」と語る彼ですが、メルセデスとの馬力格差がまだまだあるのでしょう。

Source: Frustrated Verstappen says Red Bull problems “shouldn’t happen” | en.f1i.com

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ランス・ストロール絶好調!

カナダでキャリア初ポイントを獲得したランス・ストロールは、アゼルバイジャンでも引き続き好調なようです。
チームメイトのフェリペ・マッサを、予選で初めて上回ったのですから。

「今のところ素晴らしい週末だよ」とストロール。「フリー走行1で車に乗り込んですぐに、コースにも、マシンバランスにも、すべてのものに自信を持てた」

「路面温度が下がってしまったので、Q2のラップに比べてQ3では、ちょっとタイムを失ってしまった。1周プッシュしただけでタイヤが完璧に機能するとは感じられなかったから、内心ちょっと怖いラップだったよ」

ポイントを獲ったことで自信がついただけでなく、冷静に状況を判断できる落ち着きをも手に入れたストロール。
決勝でもいい走りを見せてくれるでしょう。

Source: Impressive Stroll rolls back car set-up to shine in Baku qualy

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デイリーF1ニュース(2017年6月24日号)アゼルバイジャンGP フリー走行1・2の結果 他

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デイリーF1ニュース(2017年6月26日号)ハミルトンは「ブレーキテスト」していない

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