デイリーF1ニュース(2017年7月30日号)マッサ出場断念! 代役はディ・レスタ
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ハンガリーGP 予選結果
- マッサ出場断念! 代役はディ・レスタ
- クビアトにペナルティ、出場禁止に王手
- ルクレール、来季ザウバーからF1デビューか
それではご覧ください。
ハンガリーGP 予選結果
ハンガリーGP予選では、フェラーリがフロントロウを独占しました。
2台の跳ね馬が最前列に陣取るのは、実にモナコGP以来のことです。
マクラーレン・ホンダは8・9番手でしたが、
7番手タイムを記録したニコ・ヒュルケンベルグが5グリッド降格ペナルティを課せられているため、決勝は7・8番グリッドからのスタートとなります。
2台揃ってのポイント獲得を期待したいですね。
マッサ出場断念! 代役はディ・レスタ
気分が悪くなり病院に行った後、一旦は土曜日のセッションに参加したフェリペ・マッサでしたが、フリー走行3の後、結局それ以上の走行を断念しました。
体調不良の原因は内耳炎だと言われています。
過去の事故の後遺症などではなさそうですが、走れないほどとなると心配ですね。
マッサの代役には、ウィリアムズのリザーブドライバーである「ポール・ディ・レスタ」が選ばれました。
かつてはフォース・インディアのドライバーとして活躍した彼でしたが、2013年シーズンを最後にシートを失っていたので、久々のF1復帰となります。
そのディ・レスタはいきなり予選を走ったにもかかわらず、チームメイトのランス・ストロールから、わずか0.7秒遅れのタイムを記録して見せました。
DTMチャンピオンの肩書は伊達ではありませんね。
Source: Paul di Resta drafted in to replace Massa at Williams! | en.f1i.com
クビアトにペナルティ、出場禁止に王手
最近何かと問題を起こしているダニール・クビアトですが、またもやらかしてしまいました。
予選Q1の終盤でわざと遅く走り、他のドライバーのアタックを邪魔してしまったのです。
これによりクビアトには3グリッド降格のペナルティが課された他、1点のペナルティポイントが追加されました。
彼のここ12ヶ月間のペナルティポイントの合計は、今回の分を加えると10点となります。
出場禁止処分まであと2点、文字通りの崖っぷちです。
クビアトは「振動のためにゆっくり走らざるを得なかった」と主張。
スチュワードに目をつけられており、彼らは見せしめにしたいのだと反論していますが、真に受ける人はいないでしょう。
Source: Kvyat facing race ban | pitpass.com
ルクレール、来季ザウバーからF1デビューか
F2で現在ランキング首位のシャルル・ルクレールが、来季ザウバーからF1デビューする可能性が高まってきました。
ザウバーが来季もフェラーリエンジンを使うと決定したため、フェラーリ・ドライバー・アカデミーに在籍するルクレールが、ザウバーのシートを得る公算が強まってきたのです。
ハンガリーGP後のテストでは、最新型のフェラーリ・SF-70Hをドライブするルクレール。
このままF2チャンピオンを獲得すれば、F1デビューはほぼ確実となるはずです。
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デイリーF1ニュース(2017年7月29日号)ホンダはトロロッソと交渉中?
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