デイリーF1ニュース(2017年9月6日号)ポルシェがF1復帰!?
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ポルシェがF1復帰!?
- ホーナー「エンジン割当を増やしたい」
- シンガポールGPでのタイヤ選択
それではご覧ください。
ポルシェがF1復帰!?
ポルシェの副会長であるルッツ・メシュケ氏が、イタリアGPのパドックにおいて、F1のモータースポーツディレクターであるロス・ブラウン氏と面会したそうです。
ポルシェは2021年からのエンジン・レギュレーションに関する会議にも代表者を出席させているなど、F1に関心があるようですが、2019-20シーズンからフォーミュラEに参戦することをすでに決定・発表済みです。
「F1は適切な場所の1つになるかもしれない」とメシュケ氏。「ご存知のように、フォーミュラEは今のわれわれにとって非常に重要であり、F1は常に、考慮に値する良い話題を提供してくれる。新しいエンジンについては、かなり良い議論がある」
しかしメシュケ氏は、「絶対にF1のコストを削減しなければならない」と付け加えることも忘れませんでした。
フォーミュラEに参入した直後に、F1にエンジンサプライヤーとして復帰するというのは、ちょっと無理があるような気がします。
ポルシェのF1復帰は、開発コストが大幅に下がるならば、という前提条件付きでしょう。
Porsche considering return to F1 as engine supplier from 2021 | autosport.com
ホーナー「エンジン割当を増やしたい」
イタリアGPでは、エンジンやギアボックス交換によるグリッド降格ペナルティが7台に課せられ、予選順位と決勝のスターティング・グリッドは、似ても似つかぬものになってしまいました。
その中でも影響が大きかったのは、レッドブルの2台です。
彼らは予選で2・3番手を確保したにも関わらず、決勝では13・16番グリッドからスタートしたのですから。
来シーズンからはエンジン・エレメント(MGU-Hやターボなど)の使用基数が、3基に減少します(今季は年間4基)。
グリッド降格ペナルティが廃止されなければ、今季以上に予選の形骸化が進むでしょう。
レッドブルF1を率いるクリスチャン・ホーナー氏は、エンジン・エレメントの使用基数を、年間5基に戻すことを提案しています。
年間5基というのは、2016年の水準です。
「今年初めの会議でエンジン割当の変更を訴えたが、賛同されなかった」とホーナー氏。「おそらく被害を受けるチームが増えてくれば違ってくるだろう。現在から今年の終わりまでに、さらにペナルティが課されるか注視しておくよ」
メルセデス勢をさらに有利にしてしまうレギュレーションは、さっさと廃止するべきです。
Horner wants engine allocation increased | pitpass.com
シンガポールGPでのタイヤ選択
ピレリからシンガポールGPにおける各チームのタイヤ選択が発表されました。
どのチームもウルトラソフトが最大限多くなるようにチョイスしています。
しかしハースF1チームだけは、ウルトラソフトが8セットと少なめです。
また、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、パスカル・ウェーレインの3名だけが、ソフトタイヤを2セット確保しています。
Teams favour ultrasoft tyres for Singapore night race | en.f1i.com
前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年9月5日号)グリッドペナルティシステムを廃止か
翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年9月7日号)リカルド「マクラーレンは他のエンジンにすれば速くなる」
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