デイリーF1ニュース(2017年12月24日) レッドブル「ホンダを信じている」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- レッドブル「ホンダを信じている」
- オコン「ペレスとのことでメルセデスに助言を求めた」
- フェラーリの新型F1マシンが衝突試験に合格
それではご覧ください。
レッドブル「ホンダを信じている」
トロロッソとエンジン供給契約を結んだホンダですが、レッドブルが供給先に加わるもの時間の問題かもしれません。
「われわれはトロロッソとホンダの協力に非常に満足している」と語るのは、レッドブルのアドバイザーを務めるヘルムート・マルコです。「トロロッソは競争力のあるシャシーを作るために全力を尽くす」
「われわれはホンダを信じている。私は彼らが持っている設備と勝利への決意に、とても感銘を受けた。問題はそれら全てを結びつけることだけであり、その次期は誰もが思うよりも早く到来すると信じている」
レッドブルが現在使用しているルノーエンジンの供給契約は、2018年末で切れます。
来年のホンダのパフォーマンス次第だとは思いますが、2019年にレッドブル・ホンダが誕生する可能性は高そうです。
Source: Red Bull eyeing Honda “very closely" | pitpass.com
オコン「ペレスとのことでメルセデスに助言を求めた」
フォース・インディアの2人のドライバー──セルジオ・ペレスとエステバン・オコン──は、レースごとに激しく対立し、両者の緊張関係はベルギーGPで頂点に達しました。
2人はレース中に2度も、物理的に衝突したからです。
そこでメルセデスと契約しているオコンは、ベルギーGP後にシルバーアローのボスであるトト・ヴォルフに相談を持ちかけました。
「たぶん僕が最初にしたのは、ヴォルフに電話をかけ、ルイス(ハミルトン)とニコ(ロズベルグ)をどう扱ったか知ることだった」
「確かに僕はアドバイスを求めた。そして彼ら(メルセデス)は、僕を助けるためにそこにいてくれたんだ。僕はメルセデスと、フォース・インディアの両方の視点を持つことになった」
「さまざまな見解を得ることは、常に助けになる。とくにメルセデスからのものはね。彼らは世界チャンピオンだから、何について話せばいいか知っているんだ」
「(アドバイスについての)詳細は話せないけど、良い助けになった。参考になるアドバイスは良いアドバイスだよ」
今季のフォース・インディアはドライバーのマネジメントに失敗してしまいましたが、その尻ぬぐいをしたのがメルセデスだったというは驚きです。
本来ならばフォース・インディアがオコンに適切な助言をすべきでしょう。
トップチームとそれ以外の間には、資金や技術力以外にも大きな差があるのだと思います。
もちろん、ハミルトンとロズベルグの対立から得た教訓のおかげもあるでしょうけど。
Source: Ocon asked Wolff for advice on Perez situation | motorsport.com
フェラーリの新型F1マシンが衝突試験に合格
フェラーリの2018年モデルが、FIAの衝突安全試験に合格したそうです。
2018年モデルのF1マシンが、フロントエンドの衝突安全試験に合格したのはこれが初めてです。
スクーデリアのチーフデザイナーであるシモーネ・レスタと、ヘッド・オブ・エアロダイナミクスを務めるエンリコ・カルディレが手がけた2018年モデルは、フェラーリ内部では「669」というコードネームで呼ばれています。
フェラーリは2018年2月22日にニューマシンの正式発表を行うことを発表済みです。
どうやらマシン開発はかなり順調に進んでいるようですね。
Source: New Ferrari F1 car passes FIA crash tests | motorsport.com
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