デイリーF1ニュース(2017年10月2日)日本GPでベッテルにペナルティの可能性

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • 日本GPでベッテルにペナルティの可能性
  • バンドーン殊勲の7位でアロンソ不要論も?
  • ガスリーは体に合わないシートで奮闘

それではご覧ください。


日本GPでベッテルにペナルティの可能性

マレーシアGPでは予選に出走できず、最後尾からのスタートとなったセバスチャン・ベッテルでしたが、最終的には4位まで追い上げ、ルイス・ハミルトンとのポイント差の拡大を6点にとどめました。

しかし彼の災難は、チェッカーを受けた後にやってきました。
ランス・ストロールと接触してしまったのです。

なぜこうなってしまったのか……。

これによりベッテルのマシンは、車体後部を激しく損傷してしまいました。
ギアボックスの損傷も疑われています

もしギアボックスを交換しなければならない場合には、日本GPで5グリッド降格のペナルティを受けなければなりません

フェラーリ・SF-70Hのレースペースの良さは、ベッテルにとって救いとなるかもしれませんが、相次ぐトラブルと、それに付随するペナルティの連鎖は、タイトル争いに暗い影を落としています。

Vettel holds on to title hopes but penalty in Japan possible | en.f1i.com

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バンドーン殊勲の7位でアロンソ不要論も?

マクラーレン・ホンダストフェル・バンドーンは、シンガポールに続き7位に入賞しました。

7位というのは、つまるところビッグ3(メルセデス、フェラーリ、レッドブル)の後ろでフィニッシュしたことを意味しますから、現状考え得る最良の結果と言ってもよいものです。

また、マレーシアのような長い直線を持つコースで好結果を残したことで、ホンダエンジンの進歩も証明されました。
メルセデスを積むフォース・インディアセルジオ・ペレスには抜かれてしまったものの、やはりメルセデス勢であるウィリアムズの2台を抑えきったことは、大殊勲と言えるでしょう。

これでバンドーンは13ポイントとなり、10ポイントのフェルナンド・アロンソを、ランキング上で逆転しました。

来季はマクラーレンがルノーエンジンを搭載すると決定・発表されたにも関わらず、アロンソは契約の締結を日本GPの後に引き伸ばしています。
おそらくギャラの交渉で揉めているのでしょう。
ホンダからの資金援助を失ったマクラーレンには、アロンソに大盤振る舞いするような財政的な余裕が無いからです。

アロンソからすると、日本GPまでに好結果を残して交渉にはずみを付けたかったのでしょうが、ドライバーズランキングでバンドーン以下となれば、思惑通りにはいかないでしょう。

Source: Vandoorne delighted by 'best race yet’ in F1 | en.f1i.com

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ガスリーは体に合わないシートで奮闘

マレーシアGPでF1デビューを果たしたピエール・ガスリーでしたが、レース中は背中の痛みに苦しめられていたそうです。

ダニール・クビアトと急遽交替することになったガスリーには、体に合ったをシートを用意できなかったようで、サポート性が不十分だったのだとか。
そのためレース中に高いGがかかる度に背中が動いてしまい、スタート直後からずっと苦痛を感じていたそうです。

幸い次の日本GPには、新しいシートが間に合うとのこと。
不利な状況であるにも関わらず、マレーシアでは素晴らしい走りを見せてくれたガスリーですから、万全の構えで臨む日本GPでは、きっとポイントを獲得してくれるはずです。

Source: Gasly endures 'uncomfortable seat’ in race debut | en.f1i.com

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前日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年10月1日号)マレーシアGP決勝結果

翌日のデイリーF1ニュース
デイリーF1ニュース(2017年10月3日号)マクラーレン「ホンダの成功は我々を愚かに見せる」

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