デイリーF1ニュース(2018年3月8日) バルセロナテスト#2 2日目の結果
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本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- バルセロナテスト#2 2日目の結果
- トロロッソ「シーズン中にマクラーレンを追い抜く」
- アロンソ、トラブル頻発も「多かれ少なかれOK」
それではご覧ください。
バルセロナテスト#2 2日目の結果
順位 | チーム | 周回数 |
---|---|---|
1 | メルセデス | 658 |
2 | ルノー | 602 |
3 | フェラーリ | 584 |
4 | ザウバー | 563 |
5 | ウィリアムズ | 547 |
6 | レッドブル | 504 |
7 | トロロッソ | 497 |
8 | Fインディア | 389 |
9 | ハース | 360 |
10 | マクラーレン | 355 |
2週目のバルセロナテスト2日目(1週目と合算すると6日目)は、レッドブルのダニエル・リカルドが、非公式ながらコースレコードをマークしました。
期待のトロロッソ・ホンダは、昨日問題が出たブレーキにまだ不安があるのか、ブレンドン・ハートレーがコースアウトするシーンが何度か見られたり、ガレージで作業している時間も長かったのですが、午後になると概ね順調に周回を重ねていました。
ハートレーは終了間際にハイパーソフトを履いてアタックし、マクラーレンのフェルナンド・アロンソが午前に同じタイヤでマークしたタイムを上回っています。
午後は路面温度が下がっていたので、コンディションとしては午前よりも悪かったのですが、きっちりとパフォーマンスを見せつけてくれました。
マクラーレンは午前中にコース上で煙とオイルを吹いてストップすると、その後はガレージで長い修復作業に入り、結局復帰するまでに6時間以上も費やしています。
エンジン周辺のカウルが熱で変形するほどですから、マクラーレンのシャシーが冷却面に問題を抱えているのは間違いないでしょう。
トロロッソ「シーズン中にマクラーレンを追い抜く」
懸念されたホンダ製パワーユニットの不具合は一切出ず、順調にテストプログラムを進めているトロロッソですが、チームを率いるフランツ・トスト代表は、今シーズン中にもマクラーレンを上回ることができると語っています。
「素晴らしい仕事をしているホンダのエンジンに、私たちは満足している」とトスト。「私は彼らが非常に競争力のあるパッケージを提供してくれると確信している」
「シーズン中には(他のエンジンメーカーを)キャッチアップし、シーズンの終わりまでには非常に競争力のある車が完成するだろう」
「私たちの目標は、中団グループの最前列だ」
「マクラーレンについては気にしていない。結局、彼らよりも競争力のあるパッケージを得られると、私は確信しているからね」
自信のある口ぶりからも、テストでの好調さが伝わってきますね。
コンストラクターズ4位の座はおそらくルノーが獲得するでしょうが、5位以下に関しては混戦になると思います。
トロロッソ・ホンダがその混戦を制する可能性は十分にありそうです。
Source: Tost: Toro Rosso to out-perform McLaren in 2018 | en.f1i.com
アロンソ、トラブル頻発も「多かれ少なかれOK」
昨日は3回もストップし、今日もトラブルでストップしたマクラーレンは、走るよりもガレージで過ごす時間の方が多くなっています。
しかしフェルナンド・アロンソは、あまり心配していないようです。
「多かれ少なかれ、OKだ」とアロンソ。「車が根本的に間違っている部分は何もない」
「問題はよくコントロールされている。残念ながら、われわれは毎日小さな問題を発見し続けているが、小さな問題を補強し続けていけば、メルボルンでは強力なポジションを築けると思う」
今日のテストプログラムに関しても、重要な部分は全てトラブルが出る前に済ませていたと強弁するアロンソですが、本音ではどうなんでしょうかね?
Source : Alonso brushes off McLaren worries: “If Australia was tomorrow it’s OK” | racefans.com
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