デイリーF1ニュース(2017年10月5日)バンドーン「チームをリードする準備はできている」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- バンドーン「チームをリードする準備はできている」
- リカルド「レッドブルと契約延長の交渉はしていない」
- マッサは旧型マシンによるドライバーのトライアウトを疑問視
それではご覧ください。
バンドーン「チームをリードする準備はできている」
シンガポール、マレーシアと連続で7位入賞を果たし、上り調子なストフェル・バンドーンは、例えフェルナンド・アロンソがいなくなってもチームをリードしていけると語っています。
「確かに私は、リードする準備ができています」とバンドーン。「いや、フェルナンドが永遠にF1を続けられるわけではありませんから。彼がF1をどのくらい続けるのか、もし彼が私たちと一緒にいるつもりだとしても、私は知りません」
「私は私の側から考えているだけです。正直言うと、チームメイトに関してはあまり考えていませんし、将来への準備に集中しています」
バンドーンのこの発言は、個人的な考えに基づくものなのか気になりますね。
もしかすると、チームの意向を「忖度」しているのかもしれません。
マクラーレン側からすれば、来季はルノーにスイッチすると決めたのですから、アロンソにさっさと契約してほしいというのが本音でしょう。
アロンソのわがままを聞いてあげたのに、契約交渉でまったく妥協してくれないとなれば、マクラーレン側の不満が高まっていてもおかしくありません。
バンドーンのコメントは、そんなチーム内の空気を読んだ結果かもしれないのです。
あくまで推測ですけどね。
I’m ready to lead McLaren – Vandoorne | racer.com
リカルド「レッドブルと契約延長の交渉はしていない」
ダニエル・リカルドとレッドブルとの契約は、2018年末までです。
しかし彼は契約延長の交渉をしていないと語っています。
なぜかというと、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコが、2019年のドライバー移籍市場にリカルドが出るとコメントしたためです。
つまりレッドブル側は、リカルドを積極的に引き止める気がないということになります。
「私が知っている唯一のことは、来年末で契約が終了するということだけだ」とリカルド。「来年以降の計画は、私たちの間で何も語られていない」
スピードのマックス・フェルスタッペンに対し、レース巧者なリカルドというイメージがあるので、良いコンビだと思うのですが、レッドブルからすると物足りないのかもしれません。
カルロス・サインツをルノーから引き戻すオプション契約もありますし、ピエール・ガスリーもいますから、ドライバーには困ってないのでしょうけど、何だかもったいない気がしますね。
Source: No talks with Red Bull over 2019 yet – Ricciardo | f1fanatic.co.uk
マッサは旧型マシンによるドライバーのトライアウトを疑問視
フェリペ・マッサは現役を続行するつもりのようですが、その希望が叶えられるかはわかりません。
ウィリアムズは来季のドライバー候補であるポール・ディ・レスタとロバート・クビサの2名を、2014年型のマシンでテストしようとしています。
言うなれば、トライアウトですね。
しかしマッサは、このトライアウトに疑問を持っているようです。
「4年前の車で評価しても、まったく違うよ」とマッサ。「大したことは評価できないと思う」
ちなみにマッサは、自身のトライアウト参加も否定しました。
ウィリアムズ・チームは、マッサの能力を100%知っているからだそうです。
ただしチーム側も、旧型マシンでテストすることの限界を承知しているでしょう。
にもかかわらずなぜテストするかと言えば、ディ・レスタと比較することで、クビサの回復具合を見るために他なりません。
Source: Massa unaware of Williams shoot-out | pitpass.com
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