デイリーF1ニュース(2017年10月6日)日本GP FP1・FP2の結果
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- 日本GP FP1・FP2の結果
- アロンソ「レッドブルの勝利は来季マクラーレンへのプレッシャー」
- ベッテル、鈴鹿での飛躍を誓う
それではご覧ください。
日本GP FP1・FP2の結果
FP2は豪雨に見舞われ、タイムを記録したのは5台のみ、周回数もルイス・ハミルトンの4周が最多というものでした。
明日の午前も雨の予報なので、下手すると予選まで走行できないかもしれません。
アロンソ「レッドブルの勝利は来季マクラーレンへのプレッシャー」
まだマクラーレンとの契約を更新していないフェルナンド・アロンソは、マレーシアGPにおけるレッドブルの勝利が、来季のマクラーレンにプレッシャーをかけることになると考えているようです。
「モンツァ(イタリアGP)では、レッドブルがパワーサーキットで良いパフォーマンスを見せていた」とアロンソ。「(来季ルノーにスイッチする)われわれは既にそのパフォーマンスに満足していたが、マレーシアではレッドブルがさらに1歩前進していた」
「レッドブルは雨や作戦の助け無しで、メルセデスを打ち破った。それは素晴らしいことだ」
「同時にマクラーレンには、そのことがある種のプレッシャーとなる。なぜならレッドブルは非常に効率的で、シャシーはかなり強力だからだ」
「レッドブルが証明しているように、ルノーエンジンは勝つことができる。だからわれわれは、シャシー側で確実に仕事をする必要がある。エンジン性能に見合ったシャシーにする必要があり、それは確かに挑戦だ」
「マクラーレンがどうやってレッドブルの前に出るかが課題となる。マクラーレンは他のどのチームよりも優れているはずだから、他のどのチームとの競争も恐れるべきではない」
マクラーレンのシャシーがレッドブルに匹敵するものかどうかは、来季になればハッキリとわかります。
ちなみに筆者は、マクラーレンのシャシーがそこまで優れているとは思っていません。
最強のメルセデスエンジンを搭載していた2014年ですら、マクラーレンはコンストラクターズ・ランキング5位だったのですから。
マクラーレンは2008年にドライバーズ・タイトル(ルイス・ハミルトン)を獲得して以来、もう10年も無冠です。
コンストラクターズ・タイトルにいたっては、21世紀に入ってから一度も獲得していません。
最強チームというイメージが今も根強いものの、実際はウィリアムズと同じく中堅チームでしょう。
Source: Fernando Alonso: Red Bull’s win shows way for McLaren in F1 2018 | skysports.com
ベッテル、鈴鹿での飛躍を誓う
FP1でトップタイムを記録し、幸先の良いスタートを切ったセバスチャン・ベッテル。
過去2年間は鈴鹿で精彩を欠いていたフェラーリですが、今年は強そうだと自信をのぞかせています。
「おおっぴらに言うと、強いパッケージを持っていると確信しているよ」とベッテル。
「チャンピオンシップには5つのレースが残されていて、ポイントスタンディングでは先行を許している。しかも最終結果は、他者が何をするかにもよる」
「それでも僕にはまだチャンスがあると信じているし、そのチャンスを確実なものにしたいと思っている」
「僕たちは、車が抱えている問題を見てきた。僕は、僕たちがそれらについてよく理解していると思ってる。でも、何が起こったのかという全体像を掴むためのプロセスは、まだ進行中なんだ」
鈴鹿では走り出しから好調だったので、持ち込んだセットアップは上手く機能しているようです。
しかし信頼性の問題や、大クラッシュを経たギアボックスに対する不安など、フェラーリにはレースペース以外の問題が、数多く残されています。
Source: Vettel believes Ferrari can raise its game at Suzuka | f1fanatic.co.uk
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デイリーF1ニュース(2017年10月5日号)バンドーン「チームをリードする準備はできている」
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