デイリーF1ニュース(2017年11月11日)マクラーレンはアロンソのWEC参戦に不満!?
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ブラジルGP FP1・FP2の結果
- マクラーレンはアロンソのWEC参戦に不満!?
- ウィリアムズ「ドライバーの決定を急がない」
それではご覧ください。
ブラジルGP FP1・FP2の結果
マクラーレンはアロンソのWEC参戦に不満!?
フェルナンド・アロンソがトヨタからル・マン24時間レースに参戦するだけでなく、WEC(世界耐久選手権)の他のレースにも出場する可能性が出てきました。
来年、WECとF1のスケジュールがバッティングしているのは、10月21日のWEC富士とアメリカGPだけです。
なのでシーズンのほとんどを並行して参戦することができます。
しかしアロンソがF1以外のレースシリーズにこれ以上参戦することを、快く思っていない人物もいます。
マクラーレンのエリック・ブーリエです。
「私は2つのプログラムを同時に行えるとは思わない。複雑すぎるからだ」とブーリエ。「2つのプログラムにコミットメントすることは、とても大変なことだ。ル・マンをやって、インディをやって、デイトナをやるというのはね。なぜかって? それぞれが1回限りだからだ」
「彼(アロンソ)はトリプルクラウンの他にもいくつかレースをしたいと考えており、ケース・バイ・ケースの議論がある」
「しかしこれ以上のことは、F1の主たるコミットメントから気をそらすことになるだろう」
アロンソのレースに対する情熱には敬服しますが、そのせいで周りに迷惑をかけてしまっているのは否めません。
彼がこれまで所属したチームとことごとく喧嘩別れしているのは、たぶん彼の「レーシングスピリッツ」に原因があるのでしょう。
Source: McLaren not too keen on F1-WEC dual programme for Alonso | en.f1i.com
ウィリアムズ「ドライバーの決定を急がない」
ウィリアムズのCTO(最高技術責任者)であるパディ・ロウは、「誰がシートを得るかについて、短期間のうちに決断を下す可能性は非常に低い」とコメントしました。
「われわれには数多くの選択肢があるので、そのことについて時間を取った上で、答えをお知らせできるだろう」
マッサの後任には、ポール・ディ・レスタやロバート・クビサ、さらにはパスカル・ウェーレインやジョリオン・パーマー、ダニール・クビアトなども候補に挙がっていますが、ロウの発言からすると、ウィリアムズの首脳陣に強い印象を与えたドライバーはまだ居ないようです。
ウィリアムズが決定を急いでいないのは、今年のストーブリーグに残っている唯一のシートだからでしょう。
ウィリアムズ側が有利な条件を引き出せる「買い手市場」なので、時間が経つほどドライバー側は妥協するしかなくなります。
Source: Williams unlikely to announce Massa replacement soon | f1fanatic.co.uk
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