デイリーF1ニュース(2017年11月24日)アロンソ「ホンダとの提携に良い思い出などない」

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本日のヘッドラインは以下のとおりです。

  • アロンソ「ホンダとの提携に良い思い出などない」
  • ベッテル「退屈なレースは問題ではない」
  • ピレリ、来季追加する新コンパウンドを発表

それではご覧ください。


アロンソ「ホンダとの提携に良い思い出など無い」

マクラーレン・ホンダのプロジェクトには、個人的にはすごく期待していた」と語るフェルナンド・アロンソですが、この3年間に良い思い出は1つも無いそうです。
昨年のモナコGPで記録した5位も、さほど楽しいものではなかったのだとか。

しかしルノーとの新たな提携については、「とても楽観的だ」と語っています。

「レッドブルが現在ルノーのパワーユニットで何をしているか見ている。われわれが今マクラーレンで見ているものとは全く異なる構図だ」

「私はルノーを友人であり第2の家族と考えるので、(提携は)素晴らしいものになるだろう。彼らはとてもとても良い会社であり、良いエンジンを持っている。私はまったく疑っていない」

アロンソはマクラーレンが最高のシャシーを持っていると考えているようですが、マクラーレンは2014年に最強のメルセデス・エンジン(その年の選手権を圧倒した)を搭載したときでも、コンストラクターズランキングは5位止まりでした。
あれからマクラーレンのシャシー部門が特別強化されたというような話は聞きませんし(変わったのは経営陣だけ)、テクニカル・ディレクター等のエンジニアリングチームの首脳陣も、2014年当時から変わっていません。

来年から使用するルノー・エンジンは、どう贔屓目に見てもF1界で3番目のエンジンです。
アロンソが考えるようなバラ色の未来には、たぶんならないでしょう。

Source: Alonso: No fond memories from Honda partnership | pitpass.com

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ベッテル「退屈なレースは問題ではない」

F1を買収したリバティ・メディアは、抜きつ抜かれつのエキサイティングなバトルを見せようと躍起になっていますが、フェラーリセバスチャン・ベッテルは、それでも問題ないといいます。

「いくつかのレースは退屈だけど、それが何か?」とベッテル。「問題があるようには見えない。さらにオーバーテイクを増やすために、別の記録が必要だなんて思わないよ」

「特に遅れていて、そして速いのに様々な理由でオーバーテイクできないときには、イライラする。でも再度オーバーテイクに成功すれば、車の中で大きな報酬を手にすることができるんだ。ときどきは車の外でもね」

「僕が言いたいのは、オーバーテイクは成果であって、与えられるものではないってことだよ」

ルイス・ハミルトンもDRSに助けられてのオーバーテイクをつまらないと評していましたが、やっぱりレーサーは自力で追い抜きたいと考えるものなのでしょう。

インディカーではダウンフォースレベルを減らすことで、バトルの増加を狙っています。
今年からF1はダウンフォースを増やしてしまったので、接近戦はさらに困難になってしまいました。
リバティ・メディアのやっていることは、ちょっとチグハグに見えます。

Source : “Boring” races aren’t a problem for F1 – Vettel | f1fanatic.co.uk

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ピレリ、来季追加する新コンパウンドを発表

F1にタイヤを独占供給するピレリが、来季から追加する新コンパウンド2種を発表しました。
ハイパーソフト」と「スーパーハード」です。
前者はピンク、後者はオレンジが識別カラーとなります。
今年オレンジだったハードタイヤは、アイスブルーに変更となりました。

ハイパーソフトという名前は、オンライン投票でファンが選んだものです。
実に62%がハイパーソフトに投票したのだとか。
ちなみに他の2つの候補は、「メガソフト」と「エクストリームソフト」でした。

今年ピレリは全体的なタイヤの硬さを批判されました。
ハードタイヤなどはスペインGPに持ち込まれただけで、レースでは誰も使用しなかったほどです。

ピレリのマリオ・イゾラは、今年のタイヤが保守的すぎたことを認めており、来季用のタイヤは、ほとんどのレースで2ピットストップが基本となるように開発したと語っています。

スーパーハードに出番があるのかどうかはわかりませんが、戦略の幅が広がるのは良いことですね。
個人的には、ソフト系のタイヤに、もっと耐久性やラップタイムの差をつけてもらいたいところです。
ウルトラソフトとスーパーソフトで差がほとんどないのは、問題だと思います。

Source: Pirelli adds two new tyre compounds for 2018: ‘super hard’ and ‘hypersoft’ | f1fanatic.co.uk

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デイリーF1ニュース(2017年11月23日)F1の収入低下。先行きに懸念も

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