デイリーF1ニュース(2017年11月28日) ハミルトンが認めた3人のライバルとは?
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ハミルトンが認めた3人のライバルとは?
- FIA会長「Haloは良い解決策を見つけるまでのつなぎ」
- ザウバー、謎のハンドリング不調を解決
それではご覧ください。
ハミルトンが認めた3人のライバルとは?
ルイス・ハミルトンが最強と思う4人のドライバーは、フェルナンド・アロンソ、マックス・フェルスタッペン、セバスチャン・ベッテル、そして彼自身だそうです。
「フェルナンドは最もタフで、彼には最高の敬意を払う必要がある」とハミルトンは語ります。「本当にすべてのカードを正しく切らなければならない。そうすれば彼と近い距離でレースできるだろう」
「フェルナンドのレースクラフトは力強いけど、マックスのレースクラフトはとても印象的だ。彼はすばらしい走りをしているから、大いに成長するだろうね」
「セバスチャンには今年から、もっと多くのスペースを与える必要があると言えるだろう。否定的なやり方ではなくて」
「マックスも多くのリスクを抱えているから、彼にもまたスペースを与える必要がある。問題ではないが、ちょっと厄介なことになるだろうね。どんな勝負になるかな。お金を払ってもそれを見たい!」
バルテリ・ボッタスやダニエル・リカルドは、上の3人よりやや劣るというのがハミルトンの評価のようです。
Source: Lewis Hamilton names three biggest rivals | motorsportmagazine.com
FIA会長「Haloは良い解決策を見つけるまでのつなぎ」
褒めている人を見つけるのが難しいほど不評をかっているHalo(頭部保護デバイス)ですが、FIA会長のジャン・トッドは、より良い解決策が見つかれば、Haloに替えてそちらを採用すると語っています。
というのも、バルテリ・ボッタスがアブダビGPでHaloをテストした際に、7秒以内にコクピットから脱出できなかったからです。
レーシングカーは、車両火災の際にドライバーが脱出しづらいという弱点を抱えています。
ドライバーはシートベルトで固定されており、コクピットは狭く、ツーリングカーの場合はロールケージまで張り巡らされていますから、簡単には脱出できないのです。
フォーミュラカーの脱出難易度は低かったのですが、Haloのせいでツーリングカー並に難しくなったのでしょう。
基準とされている7秒以内に、ボッタスはコクピットから脱出できませんでした。
これを受けてHaloの採用が撤回されるという噂まで流れたのですが、トッド会長はその噂を否定した上で、「より良い解決策が見つかればそちらを採用する」と弁明したのです。
確かにドライバーの頭部を保護するのは大事なのですが、その代わり他のリスクが上昇していたのでは意味がありません。
早いところ代替案を見つける必要がありそうです。
Source: No way back on Halo, only a way forward – Todt | en.f1i.com
ザウバー、謎のハンドリング不調を解決
ザウバーのパスカル・ウェーレインは、長らく悩まされてきたハンドリング不調を、ようやく解決したそうです。
「強いレースだった」と、ウェーレインはアブダビGP後に語りました。「ブラジルも強かったけど、最初のラップにピットインしてそのままとどまり続けたから、ちょっと奇妙だった」
「しかしブラジル以来、とても満足できているよ。その前は車にいくつかの問題を抱えていた。私たちは多くの部品を交換しなければならず、原因を見つけるのに少し時間がかかった」
「今日まで何が起こっていたのかはわからない。なぜなら夏休み以降の数レースでマシンの挙動が違いすぎたからだ」
「それがどのようなものなのかわからないのは少し恥ずかしいけど、そこから学ばなければならない」
ウェーレインはアブダビGPにおいて、トロロッソ勢を抑えて14位でフィニッシュしました。
ザウバーにとって今季唯一のポイントをスペインGPでもたらした彼が、来年シートを失う(可能性がかなり高い)というのは、残念でなりません。
Source : Sauber solved mystery handling problem in last two races – Wehrlein | f1fanatic.co.uk
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