デイリーF1ニュース(2018年1月5日) ピケ「アロンソはトラブルメイカー」
最新のF1ニュースをコンパクトにまとめてお送りするデイリーF1ニュース。
本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- ピケ「アロンソはトラブルメイカー」
- ヴォルフ「ボッタスはタイトルに挑まなければならない」
- ニュルブルクリンクがF1カレンダーに復帰か
それではご覧ください。
ピケ「アロンソはトラブルメイカー」
今シーズンはホンダエンジンを手厳しく批判し続けたフェルナンド・アロンソを、3度のタイトル獲得経験を持つネルソン・ピケが批判しています。
ピケとは息子ネルシーニョ(ネルソン・ピケJr.)のチームメイトだったアロンソが、チームの和を乱していたと回想します。
「フェルナンド・アロンソは5回ワールドチャンピオンになるチャンスがあったが、現実にはどこにいてもいつも混乱している」とピケ。
「彼は素晴らしいドライバーだが、多くの問題を生み出し、最終的には誰もがチームを離れることになる。彼はチームの仕事において、政治的にとても悪質だ」
「チームに加入したときには、一緒に辛抱強く仕事をしなければならず、その後で勝つことができる。彼はいつも最高のものを求めているが、それは最善ではない」
ルイス・ハミルトンを始めとして、現役ドライバーはアロンソを絶対に批判しないので、ピケの指摘は非常に新鮮です。
政治的な振る舞いをする人間だからといって、必ずしもリーダーシップに優れているわけではないということでしょう。
Source: Troublemaker Alonso only has himself to blame – Piquet | en.f1i.com
ヴォルフ「ボッタスはタイトルに挑まなければならない」
2017年シーズンは3勝を上げ、ランキング3位で終えたバルテリ・ボッタスですが、チームメイトのルイス・ハミルトンには、60ポイントもの大差をつけられてしまいました。
そのためボッタスは自身の昨シーズンを「失望」と評しています。
しかしメルセデスを率いるトト・ヴォルフは、ボッタスが中盤以降のスランプから脱出したと見ているようです。
「彼はタイトルに挑戦しなければならない」とヴォルフ。「彼はシーズンの終盤に回復した。彼は決して諦めない精神を持つフィンランド人だ。」
「そして私は、現在最高のF1ドライバー──ルイス・ハミルトン──にシーズン中に対峙したことから学んだ全てとともに、力強くカムバックした彼に期待している」
「彼自身が最もそれを証明したいと考えていると思う。彼はシーズン中に欠点を知っていたし、どこに優位性があるのかもわかっていた。2018年にはさらに良くなったバルテリを見ることになるだろう」
メルセデスにはエステバン・オコンやパスカル・ウェーレインといった優秀な若手ドライバーが数多く控えていますから、ボッタスが結果を出せなければ、すぐに入れ替えられてしまうことでしょう。
今年はボッタスにとって正念場です。
Source: Toto Wolff backs Valtteri Bottas to challenge Lewis Hamilton for 2018 F1 title | espn.co.uk
ニュルブルクリンクがF1カレンダーに復帰か
世界一有名といっても過言ではないニュルブルクリンクサーキットですが、財務上の問題が発生したため、高額な開催権料を支払わなければならないF1の開催を中断していました。
しかし2016年8月に現在のCEOが就任してからは、F1を再び開催すべく、誘致計画の策定を行っているそうです。
2017年にドイツGPは開催されませんでしたが、今年はホッケンハイムに再びF1マシンが帰ってきます。
ニュルブルクリンク側としては、かつてのように交互に開催する形に戻したいと考えているようです。
ニュルブルクリンクは長い歴史とGPを開催してきた伝統を持っていますから、F1の開催地としては申し分ありません。
しかしリバティ・メディアはアメリカの開催地を見つけることに躍起なので、ニュルでF1を開催することに興味を示すかはわかりません。
Source: Nurburgring in talks for return to Formula 1 calendar in 2019 | autosport.com
最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。