デイリーF1ニュース(2018年1月26日) デイトナ24時間、アロンソは13番手からスタート
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本日のヘッドラインは以下のとおりです。
- デイトナ24時間、アロンソは13番手からスタート
- モントーヤ「アロンソよりもトリプルクラウンに近い」
- ストロールはデイトナでのパッケージに手応え
それではご覧ください。
デイトナ24時間、アロンソは13番手からスタート
2018年のデイトナ24時間レースでポール・ポジションを獲得したのは、#10 Wayne Taylor RacingのキャデラックDPiでした。
コニカミノルタカラーのマシンですね。
一方、フェルナンド・アロンソは予選13番手に終わりました。
#23 United Autosportsの走らせるリジェ LMP2は、どうやら他のマシンに対して戦闘力で劣っているようです。
「24時間レースだから、今までの私の人生の中で最も重要な予選ではなかった」とアロンソ。
「通常、私は予選でしたことを取り戻すために、60〜70周を持っている。(今回はF1と違って)土曜日には24時間ある。願わくば、予選が週末のキーポイントにならないといいんだが」
現実的には#23が上位に進出するのは難しそうです。
ル・マン24時間レースの予行演習として、アロンソが耐久レースに慣れるためのラウンドになるでしょう。
Source: Daytona: Alonso P13 after 'least important qualifying in my life’ | en.f1i.com
モントーヤ「アロンソよりもトリプルクラウンに近い」
今回のデイトナ予選がデビューレースであるにも関わらず、#7 Acura Team Penskeは、トップと1000分の7秒差の2番手タイムを叩き出しました。
しかしファン・パブロ・モントーヤの駆る#6は、10番手タイムに終わっています。
そんなモントーヤは、F1モナコGPとインディ500の2つをすでに制覇しています。
デイトナ24時間をル・マン24時間の前哨戦と捉えているアロンソよりも、トリプルクラウンに近いのです。
「確かに彼(アロンソ)はトリプルクラウンを達成する能力を持っているが、それは容易ではない」とモントーヤ。
「真実は、私が彼よりもトリプルクラウンに近いということだ。私のことを言うと、私はル・マンを知らない。ル・マンのレギュレーションに何が起こるのか、そしてペンスキーが将来参戦する可能性があるかどうかを見極めなければならないだろう」
ル・マンのプロトタイプクラスに参戦している自動車メーカーはトヨタだけですから、もしトヨタが今後撤退するようなことになれば、ペンスキーのようなプライベーターにも十分勝機があります。
Source: Montoya: 'I’m closer to the Triple Crown than Alonso’ | en.f1i.com
ストロールはデイトナでのパッケージに手応え
ランス・ストロールが加わった#37 Jackie Chan DCR JOTAは、デイトナ24時間の予選で6番手タイムでした。
LMP2マシン勢でも、オレカを使用しているチームは調子が良いようです。
「テストはとてもポジティブだった」とストロール。「われわれは何のトラブルも起きず、基本的にはテストで利用可能な全ての時間で走った」
「パフォーマンスを考えると、4人のドライバーのバランスが取れていると思う。友人と車を共有するのは楽しいし、チーム内はとても良い雰囲気だ」
「ドライバー交代にはまだ課題があるけど、今週末は本当に楽しみだよ」
2年前の2016年のデイトナ24時間に、チップ・ガナッシ・レーシングからエントリーして5位に入ったことがあるストロールは、その再現を望んでいます。
「もちろん今年も同じことを期待しているし、ベストを尽くしてレースに勝つためにここにいる。競争は激しいだろうけど、最高のパッケージの1つだと僕は信じているよ」
LMP2マシンは視界が悪いものの、ダウンフォースとグリップの量に感銘を受けたとストロールは語っています。
JOTA(ジョタ・スポーツ)は耐久レースでは有名なチームで、ル・マンのLMP2クラスでこれまでに2勝しています。
ストロールが「最高のパッケージ」だと評するのも、リップ・サービスというわけではないのです。
Source: Stroll hails 'strong package’ with Jackie Chan at Daytona | en.f1i.com
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