デイリーF1ニュース(2018年7月7日)新設のDRSゾーンでクラッシュ発生

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本日のニュースは以下の3本です。

  • イギリスGP FP1・FP2の結果
  • 新設のDRSゾーンでクラッシュ発生
  • ハードタイヤを使わずに1ストップ可能?

それではご覧ください。


イギリスGP FP1・FP2の結果

FP1の結果

FP2の結果

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新設のDRSゾーンでクラッシュ発生

シルバーストンに新設された3つめのDRSゾーンには、「アビー」と「ファーム」という2つの緩いコーナーが含まれています。

事前にはDRSを使用したままコーナーを抜けられるのではないかと言われていましたが、ハースロマン・グロージャンは、その予想が希望的観測に過ぎなかったことを証明しました。


グロージャンはDRS解除に失敗してクラッシュしたようですが、チームメイトのケビン・マグヌッセンは、あえてDRSを使用したままファームを抜けようとして、やはり失敗したそうです。

「ロマンみたいにほとんど終わるところだった」とマグヌッセン。

「我々がそれをやるのは不可能みたいだ。信じられないことにレッドブルはどうやらできるみたいだけどね。我々にできるようなことではないよ」

「でもタイヤに多くの負荷がかかるから、それで速くなるとは思ってない。レッドブルみたいにダウンフォースがあれば、安定して走れるみたいだが。彼らはタイヤに余分なエネルギーを投入しない。それは我々が考慮する必要のあるものだ」

コーナーからの脱出速度が高いため、レッドブルはエンジンパワーのハンデを効果的に補うことができます。
彼らのエンジンがもう少しパワフルならば、今季のタイトル争いに絡んでいたことでしょう。

Magnussen nearly had same crash as Grosjean – racefans.net

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ハードタイヤを使わずに1ストップ可能?

今年のイギリスGPには「ソフト」「ミディアム」「ハード」の3種類を持ち込みましたが、ハードタイヤは使われないかもしれません。

その理由は、ハードタイヤのペースの遅さです。
ソフトとミディアムの間のラップタイム差は1秒あり、これはピレリが事前に想定したものよりも大きかったそうです。
そしてハードは、そこからさらに1秒遅いと考えられています。

ソフトタイヤではデグラデーションの問題があるようですが、タイヤマネジメントによって乗り切ることが可能なレベルのようです。

ソフトタイヤをマネジメントできるならば、ミディアムとの組み合わせが最適解となります。
よってハードタイヤの出番は無い可能性が高いのです。

もしハードタイヤの出番があるとすれば、路面温度が極端に高く、早めのピットストップを強いられたときのみでしょう。
しかしペースの遅さを考えると、その場合でもギャンブル的な戦略と言わざるを得ません。

Teams likely to run one-stop strategies without hard tyres – racefans.net

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