キャデラック XT4 新型SUVはスタイリッシュなクロスオーバー!
キャデラックがXT4というミドルサイズのSUVを発表しました。
ゼネラル・モーターズ(GM)のラグジュアリー・クロスオーバーです。
XT4には新開発されたパワフルで低燃費なターボエンジンや、GMが独自開発した9速ATが搭載されています。
このサイズのSUVは激戦区なので、GMもかなり力を入れて開発したのでしょう。
今回はキャデラック・XT4の概要についてお伝えします。
キャデラック XT4の概要
エクステリア
ボディサイズ
各部寸法(mm) | |
---|---|
全長 | 4,600 |
全幅 | 1,880 |
全高 | 1,630 |
ホイールベース | 2,780 |
インテリア
トリムレベルは安い方から順に「ラグジュアリー」「プレミアムラグジュアリー」「スポーツ」です。
プレミアムラグジュアリーでは、レザーインテリア(スポーツではオプション)やパワーリフトゲート、アンビエントライトなどが追加され、スポーツではさらにカーボン調もしくは木目調加飾、スポーツステアリングなどが追加されます。
マッサージ機能付きシートもありますが、オプションです。
Apple CarPlayやAndroid Autoももちろん用意されています。
シャシー
GMのE2XXプラットフォームが用いられています。
このプラットフォームはイプシロンⅡプラットフォームの改良版です。
軽量化やインテリアの改善、より長いホイールベースを可能にしています。
また、XT4にはアダプティブ・ダンパーが採用されました。
乗り心地をハンドリングを両立させるためでしょう。
パワートレイン
エンジンは2.0リッター・直列4気筒ターボです。
このエンジンは完全に新開発されたもので、アクティブ・フューエル・マネジメントと呼ばれる気筒休止システムや、スタートストップシステムによる燃費対策が施されています。
最高出力は240ps、最大トルクは350Nm、燃費は11.1km/L(EPA複合燃費, FWDモデル)となっています。
この燃費はアメリカのEPA方式で計測されたものなので、実燃費とほぼ同じ数値です。
ちなみにほぼ同じボディサイズのホンダ・CR-V(1.5リッターターボ, FWD)のEPA複合燃費は12.8km/Lですが、パワー差が50psあることを考えると、XT4はなかなかの低燃費だといえます。
駆動方式はFWD(フロントホイールドライブ)もしくはAWD(オールホイールドライブ)です。
運転支援システム
XT4には運転支援システムも装備されています。
オートマチック・ブレーキや、フロントとリアのパーク・アシスト、レーンチェンジ・アラート(サイド・ブラインドゾーン・アラート付き)、リア・クロストラフィック・アラートなどです。
問題は大半の運転支援システムが、プレミアムラグジュアリー以上のトリムでないと使用できないことでしょう。
価格・発売日
米国価格は34,795ドル(ラグジュアリー)からですが、平均的なパッケージを選択すると50,000ドル程度になるようです。
米国ではすでに発売済みですが、日本導入がいつになるかはわかりません。
ワンサイズ上のXT5が日本でも販売されているので、XT4が導入されないということはないでしょう。
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