ルノー メガーヌRSトロフィーR 徹底したダイエットで130kgも軽量化!

Renaultの新車情報

ルノー メガーヌ RSトロフィーRが正式発表されました。
既にニュルブルクリンクで7分40秒1というFF最速タイムを記録している同車ですが、詳細は明らかにされていませんでした。

RSトロフィーRのエンジンは、スタンダードなトロフィー仕様と同じく300psですが、車重は130kgも軽くなっています。
事前の噂通り、リアシートは除去され2シーター化されました。

今回はメガーヌRSトロフィーRの詳しい内容をご覧ください。


メガーヌRSトロフィーRの概要

エクステリア

メガーヌRSトロフィーR

NACAダクト付きのカーボンボンネットに交換されている。

オプションでカーボンホイールも装着可能。

リアディフューザーもカーボン製だ。

意外にもリアスポイラーは小ぶり。

軽量化が徹底されています。
ボンネットはNACAダクト付きのカーボンボンネットに変更され、8kg軽くなりました。
リアディフューザーもカーボン製ですし、19インチホイールもカーボンです。
ホイールは1本当たり2kg軽くなっています。

空力面にも抜かりはありません。
フロントバンパー下部の「ボトムブレード」は、シャシー下面まで覆う形状となっており、リアディフューザーに至る空気の流れを最適化しています。

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インテリア

メガーヌRSトロフィーRのインテリア。

リアシートの替わりに補強用のバー。タイヤを4本積載できるオプションもある。

内装も軽さを追求しています。
リアシートは除去され、25.3kgも軽くなりました。

ディスプレイは8.7インチから7インチに小型・軽量化されています。
ディスプレイが残されたのは、リアビューカメラの映像を表示するためです。
カーボンリアディフューザーを破損するリスクを回避するために、リアビューカメラを残してあるのだとか。

サベルト製のコンポジットシートのおかげで、1脚当たり7kgも軽くなりました。
リアドアウィンドウも薄くすることで軽量化されています。

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シャシー

シャシー周りにはかなり手が加えられています。
まず、フロントのネガティブキャンバーはRS比で-1°大きくなり、トータルで-2.05°となりました。
リアアクスルは「Hリアアクスル」と呼ばれる軽量なものに変更されています。

ブレーキはブレンボ製の4ピストン。
オプションのカーボンセラミックブレーキのディスク径は390mmという大径ディスクで、ピストン径もトップピストンが44mm、ボトムピストンが40mmという大きさです。

ショックアブソーバーはオーリンズの調整式。
ディファレンシャルにはトルセンLSDを装着しています。
タイヤはブリヂストンのS007です。

また、メガーヌRSにはリアタイヤステアが採用されていましたが、RSトロフィーRではこれも軽量化のために除去されています。

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パワートレイン

エンジンは1.8リッター・直列4気筒ガソリンターボで、最高出力は300ps、最大トルクは400Nmとなっています。

スタンダードなトロフィー仕様と異なるのは、軽量化のためにギアボックスが6速MTに変更されたことです。
アクラポビッチ製のチタニウム・エキゾーストシステム(-6kg)や、スーパーキャパシタとバッテリーを組み合わせたデュアル・エナジー・ストレージ・システム(DESS)も、軽量化に貢献しています。

パフォーマンスは最高速が262km/h、0-100km/hは5.4秒となっています。

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価格・発売日

発売日は明らかになっていませんが、メガーヌRSトロフィーRは、500台の限定生産となります。

価格は55,000ユーロです。
プレスリリースには日本導入が明言されています。

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