日産GT-Rのヒルクライムマシンは見た目がヤバイ!
南アフリカのFranco Scribante Racingというレーシングチームが、ヒルクライムイベント用の日産GT-Rを公開しました。
巨大な前後ウイングが目を引くモンスターマシンです。
今回はFranco Scribante RacingのヒルクライムGT-Rについて、概要と画像をご覧ください。
ヒルクライムGT-R by Franco Scribante Racing
エクステリア
高度の高い所は空気が薄いので、その分ウイングを大きくしないとダウンフォースを得られません。
なので、前後に巨大なウイングが装着されています。
リアディフューザーのサイズからすると、床下のダウンフォースも最大限発揮できるよう工夫されているようです。
インテリア
内装には市販車の面影はありません。
トラクションコントロール等の操作ダイヤルなど、レースに関係する装置のみが配されています。
助手席部分にはスペースが残されているものの、足元にはドライサンプ用のオイルタンクがあるため、実際に乗員を座らせることは難しそうです。
パワートレイン
エンジンは単体で2,231ps(1,641kW)を発生します。
ただしレース時には1,622psに抑えて使用するそうです。
デビュー戦の日程
5月2日から5日にかけて南アフリカ・クニスナで開催される、Jaguar Simola Hillclimbでデビューするそうです。
フォーミュラカーのクラスでも、昨年の優勝タイムが35.5秒ほどなので、コースの全長はかなり短いのでしょう。
GT-Rはおそらくモディファイド・サルーンカークラスにエントリーするものと思われますが、昨年の優勝タイムは39.463秒となっています。
Franco Scribante Racingは果たして優勝できるのでしょうか。
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