ウルティマ RS 1200馬力オーバーで車重はたったの930kg!
イギリスの自動車メーカーであるウルティマが、RSというニューモデルを、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019で発表します。
かつてのグループCカーからインスピレーションを得たというデザインと超軽量ボディ、そして最大1216psのハイパワーなエンジンが特徴です。
今回はウルティマ RSの概要と画像をご覧ください。
ウルティマ RSの概要
エクステリア
ボディサイズ
寸法と重量 | |
---|---|
全長(mm) | 4,170 |
全幅(mm) | 1,900 |
全高(mm) | 1,125 |
ホイールベース(mm) | 2,562 |
最低地上高(mm) | 120~160 |
車重(kg) | 930 |
最低地上高は油圧式のリフトキットにより、ボタン一つで160mmまで上げることができます。
インテリア
レーシングカーのような外観のウルティマRSですが、エアコンやアルパイン製のエンターテイメントシステム、Bluetooth、サテライトナビ、リアビューカメラ、パーキングセンサーなどを搭載可能です。
シャシー
シャシーは35mm径×1.5mm圧のチューブを利用したスペースフレームです。
ロールケージももちろん溶接されています。
サスペンションはダブルウィッシュボーン式で、ショックアブソーバーはバンプ・リバンプ。車高を調整可能です。
標準装備のブレーキは、4potキャリパーに322φディスクの組み合わせとなります。
オプションで6potキャリパー+362φディスクの構成も可能です。
標準装着タイヤは、ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2ですが、オプションでパイロットスポーツ 4Sを装着することができます。
パワートレイン
エンジンはシボレー製の6.2リッター・V型8気筒です。
シボレー・LSエンジン(LS3/LS7/LSA)と、シボレー・LTエンジン(LT1/LT4/LT5)の中から選ぶことができます。
これらのエンジンで最もハイパワーなのは、標準で811psを誇る過給エンジンのLT5です。
顧客が望めば、このLT5を1216psまでパワーアップさせることもできます。
つまりパワーウエイトレシオは0.775です。
驚異的な動力性能ですね。
LT5搭載車のパフォーマンス | |
---|---|
0-96km/h(秒) | 2.3 |
0-160km/h(秒) | 4.8 |
0-241km/h(秒) | 8.9 |
48-112km/h(秒) | 1.5 |
0-160-0km/h(秒) | 8.7 |
0-402m(秒) | 9.2 |
最高速(km/h) | 402+ |
プレスリリースには「LT5 V8 ULTIMA RS」と書かれているだけなので、811ps仕様なのか、それとも1216ps仕様なのか定かではありませんが、402km/h以上という最高速からすると、多分1216ps仕様のパフォーマンスだと思います。
なお、最高速はギア比の限界で402km/hとなっているだけだそうです。
実際にはもっと出せるんでしょうね。
なおトランスミッションは、ポルシェ製の6速マニュアルのみとなっています。
価格・発売日
価格・発売日ともにまだ判明していません。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019(7月4日~7月7日)でワールドプレミアされるので、その際に何らかのアナウンスがあるでしょう。
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