ウルティマ RS 1200馬力オーバーで車重はたったの930kg!

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イギリスの自動車メーカーであるウルティマが、RSというニューモデルを、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019で発表します。
かつてのグループCカーからインスピレーションを得たというデザインと超軽量ボディ、そして最大1216psのハイパワーなエンジンが特徴です。

今回はウルティマ RSの概要と画像をご覧ください。


ウルティマ RSの概要

エクステリア

ウルティマ RS

Cカーのようなフォルムだが、ヘッドライトはLEDで現代的。

キャノピーは前面投影面積を最小にするよう設計されている。

ミラーはカーボン製。

強力なダウンフォースを生み出すエアロパーツ。

フロントの内部はシンプルそのもの。

横から見るとポルシェ956みたいなフォルムをしている。

こういうカウルの開き方はかっこいい。

ホイールは19インチの鍛造品。

画像のAPレーシング製ブレーキはオプション。

フェンダー上のルーバーやエンジンカウルの熱抜きダクトなど、車体上部は穴だらけだ。

シートは車体のちょうど中央に位置している。

テールランプもLED。

リアウイングはカーボン製で、スワンネックタイプ。

リアデュフューザーには6つもフィンが付いている。

リアカウルを外した様子。エンジンの搭載位置はかなり低い。

ボディサイズ

寸法と重量
全長(mm) 4,170
全幅(mm) 1,900
全高(mm) 1,125
ホイールベース(mm) 2,562
最低地上高(mm) 120~160
車重(kg) 930

最低地上高は油圧式のリフトキットにより、ボタン一つで160mmまで上げることができます。

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インテリア

ウルティマRSのインテリア

アルカンターラとレザーのトリムパッケージも用意されている。

アナログの計器類は、最近のスーパーカーでは見かけなくなった。

足元を見るとわかるが、室内はとても狭い。

レーシーなシート。空気式のランバーサポート付き。

レーシングカーのような外観のウルティマRSですが、エアコンやアルパイン製のエンターテイメントシステム、Bluetooth、サテライトナビ、リアビューカメラ、パーキングセンサーなどを搭載可能です。

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シャシー

シャシーは35mm径×1.5mm圧のチューブを利用したスペースフレームです。
ロールケージももちろん溶接されています。

サスペンションはダブルウィッシュボーン式で、ショックアブソーバーはバンプ・リバンプ。車高を調整可能です。

標準装備のブレーキは、4potキャリパーに322φディスクの組み合わせとなります。
オプションで6potキャリパー+362φディスクの構成も可能です。

標準装着タイヤは、ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2ですが、オプションでパイロットスポーツ 4Sを装着することができます。

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パワートレイン

エンジンはシボレー製の6.2リッター・V型8気筒です。
シボレー・LSエンジン(LS3/LS7/LSA)と、シボレー・LTエンジン(LT1/LT4/LT5)の中から選ぶことができます。

これらのエンジンで最もハイパワーなのは、標準で811psを誇る過給エンジンのLT5です。
顧客が望めば、このLT5を1216psまでパワーアップさせることもできます。
つまりパワーウエイトレシオは0.775です。
驚異的な動力性能ですね。

LT5搭載車のパフォーマンス
0-96km/h(秒) 2.3
0-160km/h(秒) 4.8
0-241km/h(秒) 8.9
48-112km/h(秒) 1.5
0-160-0km/h(秒) 8.7
0-402m(秒) 9.2
最高速(km/h) 402+

プレスリリースには「LT5 V8 ULTIMA RS」と書かれているだけなので、811ps仕様なのか、それとも1216ps仕様なのか定かではありませんが、402km/h以上という最高速からすると、多分1216ps仕様のパフォーマンスだと思います。

なお、最高速はギア比の限界で402km/hとなっているだけだそうです。
実際にはもっと出せるんでしょうね。
なおトランスミッションは、ポルシェ製の6速マニュアルのみとなっています。

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価格・発売日

価格・発売日ともにまだ判明していません。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019(7月4日~7月7日)でワールドプレミアされるので、その際に何らかのアナウンスがあるでしょう。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。以下の関連記事もぜひご覧ください。