キメラ EVO37 伝説のランチア ラリー037が最新テクノロジーで復活!
イタリアのキメラ アウトモビリが、伝説のグループBラリーカー「ランチア ラリー037」を現代に蘇らせました。
その名も「キメラ EVO37」です。
オリジナル037のコンポーネントは使われていませんが、最新のマテリアルで往年の名車が再現されています。
今回はキメラ EVO37の概要をご覧ください。
キメラ EVO37の概要
エクステリア
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シャシー
ボディワークがカーボンファイバー製なため、車重は1,000kg前後に抑えられています。
チューブスチール製のモノコックに、鋼管サブフレームを取り付けたシャシーとなっています。
サスペンションアームは鍛造のダブルウィッシュボーン。ショックアブソーバーはオーリンズで、リアはオリジナルの037と同様にツインショックです。
ブレーキはブレンボ。
タイヤはピレリを履いています。
ホイールは前後異径で、フロントは18インチ、リアは19インチです。
パワートレイン
エンジンは新設計された2.1リッター・直列4気筒で、ターボとスーパーチャージャーで過給されています。
2.1リッターという中途半端な排気量は、かつてWRCに参戦していたラリー037 Evo2と同じです。
過給システムはデルタS4のようなツインチャージャー仕様ですが、EVO37は電動スーパーチャージャーを採用しています。
最高出力は500ps以上、最大トルクは550Nm以上です。
トランスミッションは6速マニュアルか6速シーケンシャル。
駆動方式は後輪駆動です。
価格・発売日
価格は480,000ユーロ(約6,383万円)で、37台の限定生産です。
キメラ EVO37は、2021年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで一般公開され、9月からデリバリーが開始されます。
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