メルセデス・ベンツ 新型SL バリオルーフ廃止で軽量化! よりスポーティーに生まれ変わる!
メルセデス・ベンツ SLがフルモデルチェンジされます。
新型SLはバリオルーフ(リトラクタブルハードトップ)が廃止されるなど、かなり大掛かりな変更が施される予定です。
このページでは新型SLの最新情報とスパイショットを随時更新しています。
更新情報
最新のスパイショットとインテリアの画像を追加し、シャシーの情報を更新しました。(2021/07/14)
プロトタイプの画像を追加し、古いスパイショットを削除しました。(2021/03/13)
最新のスパイショットを追加し、インテリアとパワートレインの情報を更新しました。(2021/02/18)
最新のスパイショットを更新しました。(2021/01/12)
最新のスパイショットを更新し、高級オープンカーはSLに集約の項目を追加しました。(2020/12/19)
動画を追加し、パワートレインの項目を更新しました。(2020/11/01)
最新のスパイショットを追加しました。(2020/10/13)
予想CGを追加しました。(2020/05/30)
メルセデス・ベンツ 新型SLの最新情報
エクステリア
プロトタイプ
最新のスパイショット
予想CG
動画
インテリア
新型Sクラスで採用された縦型の大型タッチスクリーンが搭載されているようです。
ただしSLでは傾きを変化させることができます。
タッチスクリーンのサイズは11インチです。
シートレイアウトは2+2です。
SLが2+2となるのは1971年発売のSLC(C107型)以来、実に50年ぶりのことです。
SLCは後にSクラスクーペ/カブリオレとなるのですが、新型SLではそれらと統合されるために、2+2レイアウトに回帰したものと思われます。
シャシー
AMG GTと同じくMSAプラットフォームが採用されます。
MSAはアルミニウム製のモジュラーアーキテクチャで、スポーツカーのために設計されたものです。
メルセデスAMGのCEOであるトビアス・ムアース氏(当時)は、新型SLはR231型よりも「遥かにスポーティー」であり、「ドライビング・ダイナミクスと快適性の完璧な妥協点であり、クルーザーのようなもの」だとコメントしています。
新型SLはメルセデスAMGが開発を担当し、AMG GTと平行して開発されました。
そのためハンドリングはこれまでのSLとは一線を画すものになるでしょう。
軽量なアルミニウムフレームとソフトトップの採用により、車重は1,700kg未満に抑えられると言われています。
また、横方向の剛性はAMG GTロードスターと比較して50%も高く、縦方向の剛性も40%高いそうです。
ねじり剛性はR231比で18%増しとなっています。
高級オープンカーはSLに集約
SLの存続は決定しましたが、オープンカーやスポーツカーの販売台数は減り続けています。そのためメルセデスはSLと類似するEクラスカブリオレやSクラスカブリオレを廃止し、オープンカーの需要をSLに集約するつもりのようです。
パワートレイン
ベースグレードのSL 43には、2.0リッター・直列4気筒ガソリンターボのM254エンジンが搭載されます。
これは直4のみのラインナップとなる新型Cクラスに搭載されるエンジンと同じものです。
20psのISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)と組み合わせたマイルドハイブリッドで、最高出力は395psと予想されています。
SL 53も直4ですが、こちらにはAMG A45 S譲りのM139エンジンです。
リッターあたり馬力で世界最強のこのエンジンに、40ps程度のISGを組み合わせて、最高出力は500ps前後になるでしょう。
SL 53e 4Matic+は、M139エンジンとリアアクスルのモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)です。
最高出力は600ps以上になると見られています。
直4を搭載しないのは、SL 63e 4Matic+です。
4.0リッター・V型8気筒ガソリンツインターボとリアアクスルのモーター、そしてISGを組み合わせたPHEVで、最高出力は639psになるでしょう。
SL 73e 4Matic+も同様の組み合わせですが、836psを発生する見込みです。
なお、後輪駆動モデルが用意されるのは、ベースグレードのSL 43のみとなります。
価格・発売日
価格に関する情報はまだありません。
ちなみに現行型(R231型)の日本価格は、1,329万円からとなっています。
デビューは2021年の予定ですが、発売はMY2022──モデルイヤー2022、つまり2021年下半期~2022年上半期生産モデル──になるでしょう。
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